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キューブ型の家のメリット・デメリットは?デメリットの対策と建築実例もチェック

植栽のある玄関

ボックスが組み合わさったようなキューブ型の家は、スタイリッシュで魅力的ですよね。

シンプルなモダン系の家を建てたい方にはぴったりな外観です。

 

キューブ型の家はデザイン性の他にもメリットがありますが、実は様々なデメリットもあることをご存知でしょうか。

知らないと建ててから後悔するデメリットですが、事前に対策できるケースもあります。

 

この記事では、キューブ型の家のメリットやデメリットに対する対策もお伝えしています。

かっこいいデザインのキューブ型の家の実例も紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

キューブ型の家を建てるメリット​

おしゃれなキューブ型の平屋

キューブ型の家を建てる3つのメリットを紹介します。

 

個性的でスタイリッシュな家が建つ​

キューブ型の家は個性的でスタイリッシュなデザインが特徴的です。

そのため、目を引くような外観を採用したい方や、他の家と似たようなデザインを採用したい方におすすめします。

 

シンプルなキューブ型の建物に、次のような個性を足してみると良いでしょう。

 

・窓の配置や大きさを工夫する

・外壁の色や種類の組み合わせを楽しむ

 

少しの工夫でデザイン性は大きく変わります。

オリジナリティのあるキューブ型の家をデザインしましょう。

 

価格を抑えた家を建てることができる​

ネイビーのシンプルなキューブ型の家

キューブ型の四角い家は、価格を抑えて建てることが可能です。

理由は次の3点です。

 

・建物の凹凸が少ないので余分な外壁材・構造材が出にくい

・屋根形状がシンプルなので屋根の材料費が抑えられる

・建物全体の構造がシンプルなので施工の手間が少ない

 

シンプルな構造の家は半端な材料の余りが出にくくなります。

また、外壁材は凹凸のある部分の部材にお金がかかりやすいため、真四角の家は材料費がかかりにくいです。

 

さらに、建物の構造がシンプルなら、施工時間が短くていいので人件費の削減にもつながります。

 

価格を抑えたい方や内装や設備にこだわりたい方は、シンプルな形状のキューブ型の家を検討しても良いでしょう。

 

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耐震性や気密性に優れた家になりやすい​

キューブ型の家は耐震性や気密性に優れているというメリットもあります。

耐震性が高い理由は、1・2階同じ大きさの真四角の家は安定性が高いからです。

 

例えば、同じ大きさの積み木を重ねていくことは簡単ですが、大きさや形の異なる積み木を重ねるとバランスを崩しやすいですよね。

また、ジェンガがキレイに積みあがっているときはテーブルを少し揺らしても倒れませんが、​プレイ中の不安定なときにテーブルを揺らすとすぐに倒れてしまいます。

 

建物も同じで、上下階の大きさの同じ建物は安定性が高く、地震の揺れにも建物全体で力を受け止めることができるのです。

そのため、キューブ型の家は耐震性を高めたいならぴったりでしょう。

 

また、凹凸のないキューブ型の家は施工性が高いため、気密性にも優れます。

複雑な形状の家では断熱材の施工が難しいですが、真四角の家なら施工しやすいので隙間なく断熱材を可能です。

 

性能も意識した家を建てたいなら、キューブ型の家を検討してみてくださいね。

 

キューブ型の家を建てるデメリットと対策​

ホワイト・ブラウンのキューブ型の家

キューブ型の家を建てるデメリットと対策を紹介します。

 

雨漏りしやすい屋根形状​

キューブ型の家は屋根形状によっては雨漏りがしやすくなってしまいます。

具体的には「陸屋根」という、勾配のない屋根形状を採用するときには雨漏りリスクに注意しなければなりません。

 

【対策】建物の背面に向かって流れる「片流れ屋根」を採用する

片流れ屋根のキューブ型の家

道路側から建物の1面しか見えない場合は、陸屋根ではなく片流れの屋根を採用しましょう。

 

片流れ屋根とは勾配のついた屋根なので、雨水が屋根に溜まらず流れてくれます。

そのため雨漏りリスクを軽減できるでしょう。

 

建物の正面側の屋根を頂点とし、そこから建物の背面側に流れるような屋根形状にしてください。

そうすれば、正面から見た場合はキューブ型の建物に見せることが可能です。

 

夏場は2階の部屋が暑くなりやすい​

キューブ型の家は、屋根の軒がほぼないケースが多いです。

見た目はとてもスタイリッシュですが、日差しを遮りにくいというデメリットもあります。

 

冬場は柔らかな日差しが差し込んで暖かいですが、夏場の2階の暑さは覚悟しておいた方が良いでしょう。

 

【対策】インナーバルコニーにする、窓の断熱性能を上げる

インナーバルコニーを採用したキューブ型の家

全体の建物の形状は四角のままで、インナーバルコニーを取り入れることをおすすめします。

建物にくぼみを作ってその空間をバルコニーにすれば、軒や庇の代わりになって日差しや雨を防いでくれます。

 

また、窓の断熱性能を高める方法も効果的です。

長時間いる部屋や大きな窓だけ、トリプルガラスや樹脂サッシを採用してもいいでしょう。

 

外壁の劣化が早い​

軒のないキューブ型の家は、外壁全体に強い直射日光が当たります。

また、日光だけでなく強い雨風も当たりやすいです。

 

そのため、軒のある建物と比べて外壁の劣化が早いと言われています。

使う外壁材によっては、通常より早いタイミングで老朽化や色あせが気になることがあるでしょう。

 

【対策】紫外線に強い外壁材やコーティングしてある外壁材を選ぶ

紫外線に強い外壁材を採用したいなら、タイルや金属系サイディングがおすすめします。

ただし、どちらもシーリングを使用するので、7~10年ごとにメンテナンスが必要です。

 

また、紫外線や雨に強いコーティングを施工した外壁材もあります。

コーティングなので定期的な塗り直しは必要ですが、メンテナンスをすることできれいな外壁を長く保つことができるでしょう。

 

 

【建築実例】おしゃれなキューブ型の家​

おしゃれなキューブ型の家の建築実例を紹介します。

 

縦長の窓がおしゃれなキューブ型の家

木目の外壁をアクセントとして活かした、白ベースのキューブ型の家です。

3本の縦長の窓を中央に配置することで、スタイリッシュな印象を与えています。

 

ブルーとブラウンのキューブ型の家

【ミッドナイトブルーとブラウンのツートンが美しいモダンな家】

 

ブルーとブラウンのコントラストが印象的なキューブ型の家です。

 

全体的な形状は真四角の長方形ですが、インナーバルコニーなどを採用してあえて建物に凹凸を設けています。

これにより軒が無くても紫外線や雨を避けることが可能です。

 

大きな窓が印象的なキューブ型の家

シンプルな形状ですが、窓のデザインにこだわっている建物です。

道路から良く見える面は、正方形に近い窓を採用してオリジナリティを出しています。

 

玄関ドアの上部もスタイリッシュな庇をつけているため、雨対策もばっちりです。

 

【その他の施工事例も多数掲載!】

 

まとめ​

キューブ型の家はデザイン性が高く人気がありますが、デメリットに対する対策も必要です。

建物の形状・外壁や窓の仕様などを工夫して、後悔のない家を建てましょう。

 

君津住宅ではキューブ型の家の「SCELISTA Think(シェリスタシンク)」という商品もご用意しています。

ご興味ある方はぜひお声がけくださいね。

 

TCELISTA Thinkの画像

【商品ラインナップ】

 

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【鎌取モデルハウス】

住所 : 千葉県千葉市緑区鎌取町54-1他
電話 : 043-291-1500
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住所 : 千葉県木更津市貝淵3-13-49
電話 : 0438-20-3771
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監修者情報

(株)君津住宅 編集チーム

(株)君津住宅 編集チーム

【許可・登録】
建設業許可 千葉県知事(般-2)第34254号
宅地建物取引業免許 千葉県知事(8)第11486号

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