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リビングの広さの平均は?広さを決めるポイントを知って後悔しない家づくりを
広々とした明るいリビング。
誰しもが憧れるリビングのイメージではないでしょうか。
しかしいざ家を建てるとなると、「リビングをどれくらいの広さにすればよいかわからない」という方は少なくありません。
そこでこの記事ではリビングの平均的な広さをご紹介するとともに、リビングの広さを決めるときのポイントについてお伝えします。
Contents
リビングとは
リビングとは日本語で表すと「居間」や「茶の間」と呼ばれる場所のことです。
家族が集まり団らんする場所、家族の生活の中心となる場所という意味合いを持っています。
多くのご家庭ではリビングにテレビやソファー等を置いて、家族が会話をしたり、くつろぎのひと時を過ごしたりするスペースとなっているのではないでしょうか。
LDKとは
リビングは住宅の間取りにおいて、LDKと表されることがほとんどです。
ここで改めて認識しておきたいのが、LDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」だということです。
- L:リビング、居間
- D:ダイニング、食事をする場所
- K:キッチン、台所
これらが1つになったスペースがLDKです。
最近は対面キッチンやオープンキッチンを取り入れるケースが多く、リビング・ダイニング・キッチンが1つの空間となっている間取りが主流のため、多くの戸建て住宅の間取りでは「LDK〇畳」といった表現がなされます。
注意しておきたいのは、LDKの場合は広さに「ダイニングとキッチン」のスペースが含まれているという点です。
リビングとダイニングの線引きは、LDKの形状によって若干異なります。
LDKといっても純粋にリビングとしてのスペースを表しているわけではないことを知っておきましょう。
なお、キッチンがダイニングやリビングとある程度切り離された、いわゆる「独立キッチン」を採用している場合は、間取り上LDとKを切り離して表現する場合もあります。
リビング(LDK)の平均的な広さは16~20畳
さて、では平均的なリビング(LDK)の広さはどれくらいなのでしょうか。
一般的な4人家族で考えた場合、リビング(LDK)は16~20畳が平均的な広さとされています。
16~20畳であれば、キッチンスペースを除いてもある程度の広さをリビング・ダイニングスペースとして確保することができ、ダイニングテーブル等の家具を配置しても快適に動線を保てる広さと考えられます。
では家を建てるとき、リビング(LDK)は平均の広さにしておけばよいかというと、そうとも限りません。
より自分たちに合ったリビング(LDK)の広さを決めるときのポイントを、もう少し細かくみてみまよう。
リビング(LDK)の広さを決めるときのポイント
リビング(LDK)の広さを決めるときは次のポイントを押さえて考えると、より自分たちの生活に合った広さがわかってきます。
家族の人数
まずは家族の人数を考えましょう。
現状は家族の人数が2~3人であっても、今後家族の人数が増えるのかも考えておきます。
家族の人数は家具のサイズにも影響してくるため、リビング(LDK)の広さを考えるうえで基本的な目安となります。
家具・家電のサイズ
次にリビング(LDK)に置きたい家具のサイズを考えます。
リビング(LDK)に置く家具・家電で大きな割合を占めるのが、ダイニングテーブル、ソファー、テレビです。
それぞれのサイズの目安をみてみましょう。
ダイニングテーブル
1人が食事をするときに必要なスペースは、約横幅60~70cm、奥行40cmと言われています。
椅子に座るスペースとして、後ろ側に約80cmは必要と言われています。
また、テーブルや椅子をおいた場所から壁までは60cmあると人が通れる動線として機能しやすくなります。
そのうえで人数ごとに必要なダイニングの大きさとスペースを計算すると、次のようになります。
ダイニングテーブルの
大きさの目安 |
必要なスペースと広さの目安 | 必要なスペースと広さの目安
(片側を壁付けで置く場合) |
|
2人用 | 60cm×80cm | 180cm×240cm(約2.6畳) | 120cm×240cm(約1.7畳) |
4人用 | 120cm×80cm | 240cm×240cm(約3.4畳) | 180cm×240cm(約2.6畳) |
6人用 | 180cm×80cm | 300cm×240cm(約4.3畳) | 240cm×240cm(約3.4畳) |
ソファー
市販されているソファーは基本的に1人掛け、2人掛け、3人掛けというように分類されており、それぞれ平均的な大きさがあります。
ソファーにもよりますが、1人掛けの場合だいたい横幅90cm、奥行き90cmが平均的な大きさです。
ソファーの配置はダイニングと比較してパターンが多いため、ソファーサイズに人が通れる動線のサイズをプラスして考えると必要な広さが見えてきます。
動線サイズはダイニングテーブルと同様に60cmで考えるとよいでしょう。
各ソファーサイズと広さの目安は次の通りです。
ソファーサイズ | 部屋の広さの目安 | |
1人掛 | 90~100cm×90cm | 4.5畳~ |
2人掛 | 140~180cm×90cm | 6~8畳 |
3人掛 | 170~240cm×90cm | 8畳~ |
テレビ
大型化が進むテレビのサイズですが、各メーカや販売店によると通常の液晶テレビであれば最適な距離の目安は「画面の高さ×約3倍」、4Kテレビであれば「画面の高さ×約1.5倍」と言われています。
大きさごとの平均的な画面の高さを用いて計算した場合、最適な距離の目安は次のようになります。
サイズ | 画面の高さ | 距離(液晶テレビ) | 距離(4K) | 部屋の広さの目安 |
43型 | 約50cm | 約100cm | 約75cm | 4.5畳~ |
46型 | 約57 | 約171cm | 約86cm | 6畳~ |
52型 | 約65cm | 約195cm | 約98cm | 8畳~ |
60型 | 約75cm | 約225cm | 約123cm | 10畳~ |
70型 | 約87cm | 約261cm | 約131cm | 10畳~ |
実際はお子さまがテレビを見る場合などのことも考えると、もう少しゆとりを持たせて設定しておけば、目にも優しく安心してテレビを観ることができるでしょう。
キッチン形状
キッチンはその形状によって、必要な広さが変わってきます。
先でも少し触れましたがLDKにはキッチン面積も含まれるため、設置したいキッチンの形状に必要な面積も考慮するとよいでしょう。
ここでは戸建て住宅によく用いられるペニンシュラキッチン、アイランドキッチンで考えてみます。
それぞれの平均的な大きさと必要な広さの目安は次の通りです。
広さの目安 | キッチンサイズ等 | |
ペニンシュラキッチン | 約4~5畳 | 幅2,500cm×奥行600cm、キッチン通路幅900cm、キッチン収納奥行600cm、出入口幅800cm |
アイランドキッチン | 約6~8畳 | 幅2,500cm×奥行900cm、キッチン通路幅900cm、キッチン収納奥行600cm、出入口幅800cm×2ヵ所 |
リビング(LDK)の広さは、これらを含めた広さということになります。
たとえば平均的な16畳の広さのリビング(LDK)にペニンシュラキッチンを設置すると考えた場合、
16畳-4.5畳=11.5畳
となり、リビング・ダイニングスペースはだいたい11.5畳ということになります。
この広さで「家族人数分のダイニングスペースやくつろぎスペースが確保できそうか」、「使いたい家具や家電が置けそうかどうか」を考えます。
手狭だと感じる場合は、リビングの面積を広くする、家具家電のサイズを小さめにするなどの調整を図ります。
特にアイランドキッチンを選択している場合はキッチンに要する面積が広くなるため、リビング・ダイニングとのバランスを十分に考慮しておくことをおすすめします。
リビング(LDK)の形状
リビング(LDK)の広さは形状によって、同じ畳数でも広く感じたり狭く感じたりする場合があります。
リビングの形状は大きく分けて直線型、L字型、セパレート型があり、多くの住宅で取り入れられているのが直線型とL字型です。
直線型
直線型はLDKが直線状に並んだもので、キッチンがリビング側に向いているタイプと、窓や壁側に向いているタイプがあります。
キッチンがリビング側に向いているタイプでは、ある程度家具の配置は限られますが、ダイニングとリビングのつながりが大きいため広々とスペースを使うことができます。
キッチンが窓や壁側に向いているタイプでは、リビングの広さを求めるというよりも、リビングとダイニングの切り分けをしたい場合に向いています。
実際にリビングとして使えるスペースは前者よりも少なくなりがちですが、キッチンが横向きになる事で奥行きが出るため、見た目的には広く感じます。
<参考コラム>【令和版】注文住宅のキッチンづくりのコツ|千葉の新築間取り事例を紹介
L字型
L字型のリビング形状は、壁の位置によって広く見える場合とセパレート型により近づく場合があります。
L字となっている壁の部分が少しであれば、キッチンやリビングの対角線上にあるコーナーが視界に入るため、体感面積としては広く感じることができます。
反対にL字型の壁部分が深くよりセパレート型に近い形状であれば、実際の広さよりも狭く感じる場合が多いです。
リビング続きのスペース
リビングの広さを決める際には、隣接するスペースや部屋をつくるかどうかも関わってきます。
リビングに隣接して和室やワークスペースなどをつくる場合は、その分の面積も考慮しておかなければなりません。
隣接したスペースが独立したものでない場合、建具や間仕切りによってはリビングとつなげて使うことができます。
たとえば引き込み戸にして普段は閉めておき、シーンによって戸を全開にするとリビング続きの広い空間にすることが可能です。
こうすることで、臨機応変にリビングの広さを変えることができます。
逆に普段から開けたままで使いたいのであれば、あえて初めからリビングと分ける必要があるのかな?という視点でもう一度考えてみるとよいかもしれませんね。
まとめ
リビング(LDK)の平均的な広さは16~20畳と言われています。
リビングの広さで迷った時は、この広さを参考にしてみるのもよいかもしれません。
また、同じ広さでもリビングの形状や設備・家具の配置で広く見えたり狭く感じることもあります。
自分達に適したリビングの広さを決める際は、家族の人数、家具家電のサイズ、キッチンやリビングの形状、リビングに隣接した部屋の有無を考慮して考えるとよいでしょう。
今回ご紹介した家具や家電のサイズは目安であり、「大きなダイニングテーブルでゆったり食事をしたい」などの希望があれば、もちろんそれを優先させて考えるとよいでしょう。
大切なのは「マイホームでの生活で何を大事にしたいかな?」という自分たちの優先順位を把握しておくことです。
より理想に近い広さのリビングを手に入れて、毎日を快適に過ごしたいですね。
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