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新築LDKの間取りで失敗を避けるコツ|千葉の注文住宅実例
住まいの中で一番広く過ごす時間も長いLDKは、マイホームの満足度に大きく関わってくるポイントです。
しかし同時に間取りづくりの難しさもあり、ネットやお友達の失敗談を目や耳にすることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新築のLDK間取りでよくある失敗談と対策をセットで解説します。
縦長・横長などレイアウト別のLDK間取り実例も見ながら、便利でおしゃれなLDKの作り方もご紹介します。
目次
■失敗例が多く難しい新築LDKの間取り
■新築LDK間取りの失敗例と対策
■レイアウト別:注文住宅のLDK間取り実例
■便利でおしゃれなLDK間取りアイデア
Contents
■失敗例が多く難しい新築LDKの間取り
注文住宅の間取りづくりの中でもLDKは特に難易度が高く、先輩たちの失敗談も多いお部屋です。
料理をするキッチン、食事を摂るダイニング、くつろぎ空間のリビングが一体になるため、一部屋で多くの用途に対応しなければいけません。最近はLDKを応接間として使うこともありますし、在宅勤務のワークスペースになることもあります。
このように用途が多いLDKは、さまざまな要素に配慮して間取りを考える必要がります。
先輩たちの失敗談をしっかり学び、使いやすくおしゃれなLDKの間取りに仕上げましょう。
■新築LDK間取りの失敗例と対策
・プライベートスペースがない
一般的なLDKはダイニングテーブル・ソファぐらいしか座る場所がありませんが、これだと少しプライベートスペースが不足することが多いです。
お子さんが小さいうちは家族みんなでソファに座れば問題ありませんが、成長して思春期を迎えるとちょっと距離を取りたい気持ちも生まれてきます。
座る場所がないと自室にこもってしまい、せっかくのLDKで家族が集まることができません。
【対策】⇒ソファ以外の座る場所をつくる
畳の小上がり、ちょっとしたデスクスペースなど、ソファ以外に座る場所があると程よい距離感のプライベートスペースになります。
壁付けの固定デスクなら1畳以内のスペースでつくれますし、畳小上がりは家事にも使えて便利なのでムダになりません。
お部屋の凹凸を活用して、ソファから離れた場所にパーソナルチェアを置けるようにしておくのも良いですね。
家族一緒の空間で過ごしつつ、程よい距離感をキープできる場所を考えてみましょう。
・料理のニオイが広がる
オープンキッチンや吹き抜けなど一つなぎのLDKの場合、お料理中のニオイが住まい全体に広がって気になるという失敗談も少なくありません。
ごはんをつくっているときの香りが好きな方も多いですが、洗濯物やフトンなどニオイを付けたくないアイテムもありますよね。
ニオイは図面や3Dパースで確認できないものなので、実際に暮らし始めてから「失敗した!」と感じる方が少なくないようです。
【対策】⇒セミオープンキッチンで拡散を抑える
壁の量が少ないフルオープンレイアウトより、壁を残したセミオープンキッチンの方がニオイの拡散は抑えやすくなります。
コンロとレンジフードの全面・左右どちらかを壁にするだけでも、煙を吸い込みやすくなってニオイの軽減につながります。
・部屋の奥が暗い
縦長レイアウトのLDKだとお部屋の奥が窓から遠くなるため、キッチンやダイニングが暗く感じてしまうケースも。朝食や昼食時も電気をつけなければいけないのは、ちょっと寂しいですよね。
お部屋の奥が暗いとLDK全体がどんよりした雰囲気になってしまうこともあり、せっかくのデザインが映えないのも残念です。
【対策】⇒トップライトや吹き抜けを検討する
広いLDKで大きな窓から遠い場所ができてしまう場合、高窓を設けて自然光を採り入れる対策が効果的です。
吹き抜けならお部屋の奥まで光が届きやすくなりますし、LDKの開放感もアップしておしゃれな間取りに♪
屋根に付けるトップライトは壁面窓の約3倍の採光性能があると言われていて、奥まったキッチンやダイニングも明るくしてくれるアイデアです。
・家具の配置が難しい
お部屋の広さやデザインだけを優先してしまうと、引っ越し後に家具の配置が決まらないというのもよくある失敗例。
大きな窓のある広いLDKは壁の量が少なく、床面積の割に家具の配置が難しくなるケースが多いです。
【対策】⇒間取りとインテリアをトータルコーディネートする
LDKの間取りは必ずテーブルやソファの配置も同時に考えるようにしましょう。
なんとなく配置を決めるだけではなく、家具のサイズや動線まで図面上に書き込んで考えると、失敗を防ぎやすくなります。
トータルコーディネートすると内装とインテリアのデザインに統一感が出るため、おしゃれなLDKに仕上げやすいのもメリット♪
・家事動線が悪い
料理や配膳、お掃除のときに通る家事動線の効率を考えないと、一つの動作にかかる時間と負担が増えてしまいます。例えばキッチンを大きく回り込まないとダイニングテーブルに行けない間取りは、配膳効率が悪いですよね。
テーブルやソファなどの配置も考えないと、家事動線が悪く使いにくいLDKになってしまいます。
【対策】⇒LDKの過ごし方をシミュレーション
さまざまな過ごし方をするLDKは、一つひとつの動作をなるべく細かくシミュレーションするのが失敗を避けるコツです。
少し手間がかかりますが、図面を見ながら食事するとき、くつろぐとき、お掃除するときなどさまざまな過ごし方をシミュレーションしましょう。
・子育てしにくい
お子さんが小さいご家庭では、LDKでの子育てについて失敗や後悔を感じるケースが多いです。
おもちゃが散らかって暮らしにくかったり、家事と見守りを両立しにくかったり、子育て世代の方にとっては重要なポイントです。
【対策】⇒どこからでも見えるキッズスペースを確保する
子育て世代の方はLDKの中心にキッズスペースをつくり、お部屋のどこからでも見守れるようにするのがおすすめです。
対面キッチンでのお料理中、お部屋の掃除中など、お子さんがいつでも視界に入ると家事・子育てを両立しやすいです。
畳の小上がりのように、お昼寝中のお子さの隣で洗濯物を畳める多目的スペースをつくるのも良いですね。
■レイアウト別:注文住宅のLDK間取り実例
一般住宅で多い4つのレイアウト別に、素敵なLDKの間取りをピックアップしました。それぞれの詳細ページには水回りや外観の写真も用意していますので、気に入った物件はそちらもチェックしてみてください。
・正方形
シンプルな正方形のLDKは、部分吹き抜けで大きな開放感をプラス。高い窓からの自然光と、力強い梁のデザインがとってもおしゃれですね♪
間仕切りのない畳小上がりで、解放感はそのままに空間に変化を持たせています。キッチンからお子さんを見守りやすい位置なので、家事と子育ての両立もばっちり。
・縦長
スタンダードな縦長リビングですが、小窓を配置してお部屋の奥が暗くならないように工夫しています。対面キッチンのアクセントクロスも、LDKをさりげなくおしゃれに魅せる工夫の一つ。
リビング横に隣接する和室はフルオープンして、L型レイアウトのLDKに変身することもできます。広いLDKで家族それぞれの時間を過ごせる、利便性の高いレイアウトです。
【事例詳細】⇒家族みんなで仲良く、楽しく、快適に住まう【間取り図有】
・横長
大きな掃き出し窓に面した、明るく開放的な横長LDKです。お部屋の隅々までたっぷり光が届き、天井の木目アクセントも鮮やかに見せてくれます。
小上がりの洋室はオープン・クローズで多目的に使える便利なスペース。個室にして在宅ワークをしたり、オープンにしてお子さんの遊び場にしたり、使い方は自由自在です。
・L字型
縦長レイアウトにちょっとだけ畳スペースを追加した、L字型のLDKです。同じ空間内で自然に視線を遮れるため、プライベートスペースをつくりやすいのがL字型レイアウトの特徴です。
独立和室をつくると大きなスペースが必要ですが、フラットな畳スペースなら3畳でも十分くつろげます。畳が欲しいけど部屋数が足りない…というときは、ぜひマネしたいアイデアですね。
【事例詳細】⇒暖かみと柔らかさ感じる『南欧風』のナチュラルスタイル
■便利でおしゃれなLDK間取りアイデア
・オープンキッチン
リビングに向けて視界が開けているオープンキッチンは、お料理と育児を両立しやすい便利な間取りアイデア。キッチン自体がおしゃれなアクセントになるため、LDKのデザイン性がアップするのも大きなメリットです。
・畳小上がり
LDKのフロアから一段上がった畳の小上がりスペースは、育児・家事・在宅ワークなど多目的に使えるおすすめ間取りの一つです。
壁で仕切らなければLDKの広さが犠牲になりませんし、来客時の応接間としても活躍します。洋風畳を選べばフローリングと合わせても違和感がなく、オリジナリティのあるデザインを作れるのも魅力ポイント♪
・吹き抜け
高い天井で大きな開放感を演出できる吹き抜けは、最近LDKで採用例が増えてきた間取りです。高い窓からたくさん自然光が入り、デザインバリエーションも豊富なためおしゃれに仕上げやすいのが吹き抜けの特徴。
最近は高気密・高断熱仕様が標準になってきたため、以前より寒さや冷暖房効率の悪化が問題になることもありません。
・リビング階段
上下階をつなぐ階段をリビングに配置すると、廊下を省略した効率的な間取りをつくることができます。廊下がない分リビングを広くできるのも大きなメリット。
リビング階段自体がお部屋のアクセントにもなり、おしゃれなLDKをつくりやすいのも魅力です。
■まとめ:素敵なLDK事例を参考にして失敗を防ぎましょう♪
住まいの中でも過ごす時間が長いLDKの間取りは、しっかり作り込んで失敗や後悔を防ぎましょう。なるべくたくさんの事例を見て、自分たちのライフスタイルに合ったプランをマネするのが失敗を防ぐコツです。ここではご紹介しきれないたくさんの施工事例も掲載していますので、お時間のある時にこちらもぜひご覧ください。
私たち君津住宅は、千葉県を中心に自由なプラン設計で、理想の住まいづくりをお手伝いしています。自由設計の注文住宅からリーズナブルな規格住宅まで幅広く取り扱っていますので、どんなご相談もお気軽にお申し付けください。
千葉県の鎌取モデルハウス・木更津モデルハウスでは、実際のLDK間取りを体感していただけます。必要以上の広さやゴージャスな設備のない「等身大のモデルハウス」になっていますので、ぜひ住まいづくりにお役立てください。
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