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先輩たちの「新築でやっておけばよかったこと」を学ぼう|千葉県のハウスメーカーが解説
はじめてのマイホームづくりでは土地探しや資金計画、間取りづくりに各種手続きなど、やらなければいけないことがたくさん。忙しいとチェックが抜け落ちてしまい、いざ完成してから「こうしておけばよかった」と思うことは少なくありません。
マイホームづくりの後悔や失敗を防ぐためには、先輩たちの「やっておけばよかった」ポイントを学ぶことが大切です。先人たちの失敗談や知恵を借りて、理想のマイホームづくりに活かしましょう。
目次
■新築を建てた2割弱の人が不満を持っている
■新築でやっておけばよかったこと
■マイホームづくりの後悔を防ぐコツ
■新築を建てた2割弱の人が不満を持っている
少し前のデータですが、国土交通省が平成30年に調査したところによると、新築住宅を取得した人の18.6%が不満を持っていることが分かりました。
一般的に1,000万円以上する新築住宅を購入して、これだけの方が何かしかの不満を持っているということは驚くべきことです。建築技術や情報収集の手段が発達した現代でも、マイホームづくりが難しいことを物語っています。
注文住宅の間取りやプランを決めるときは一つずつしっかり吟味し、失敗や後悔を防ぐように取り組みましょう。
※出典:国土交通省住生活総合調査結果https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001358448.pdf
■新築でやっておけばよかったこと
ここからは、実際によくある「やっておけばよかった」ポイントを一つずつ紹介していきます。
・コンセントがもっと欲しい!
居住空間や水回りすべての間取りで、建てたあとコンセント不足に気づくのはよくあるパターンです。
最近はワイヤレスの家電が増えていますが、充電が必要なアイテムも多いため意外とコンセントは不足しがち。スマートフォンやタブレットなど、毎日充電するアイテムでコンセント回りがごちゃごちゃしてしまうケースも多いです。
ブレーカーのアンペア数が足りず、一つの部屋に家電が集中すると電源が落ちてしまうのもよくある失敗談。各部屋で使う家電や充電が必要なアイテムをシミュレーションし、必要十分なコンセントを配置しましょう。
・ランドリースペースをつくればよかった
雨や風が強い日も気兼ねなく洗濯物を干せるランドリースペースも、あとで欲しくなることが多い間取りのひとつです。
特に子育て世代のご家庭では毎日多くの洗濯物が生まれますので、天候に左右されない室内の物干しスペースは必須といって良いかもしれません。共働きで日中洗濯物を取りこむことができなくても、ランドリースペースなら干しっぱなしで大丈夫。
洗面所と隣接するランドリースペースが難しいなら、廊下や階段ホールを拡張して兼用するのがおすすめです。吊り下げ式の物干しフックを設置すれば、使うときだけランドリースペースに早変わり。
・玄関を広くつくればよかった
広い土地の確保が難しい日本の住宅事情では各間取りがどうしても狭くなりがちですが、中でも玄関は不満や後悔につながりやすいポイントです。狭い玄関は収納も不足してしまい、シューズやアウトドア用品があふれて残念な空間になってしまいます。お客さんを迎えるときに慌てて片付けることになりますし、毎日目にするたびに不満が溜まってしまいますよね。
どうしても玄関の床面積を増やせないときは、間取りの工夫で広く見せるテクニックがおすすめ。例えば階段下のデッドスペースを使ってシューズクロークにすれば、その分玄関を広く見せることができます。窓を設置して明るい空間にするなどいろいろ工夫して、広々とした玄関を作りましょう。
・リビングをもっと広くすればよかった
住まいの主役であるビリングは、「もっと広くすればよかった」と感じることが多い場所。図面の床面積だけで計算してしまい、いざ家具を運び入れてから狭く感じるケースが多いです。
リビングに床面積を回せないときは、間取りの工夫で広さを演出するのがおすすめ。吹き抜けで天井高をアップしたり、大きな窓で視覚的な広がりを出したり。廊下をなくしてリビングを回廊のように使い、実質的な畳数を増やすのも最近人気の間取りテクニックです。
・断熱性にこだわればよかった
目に見えない断熱性は、建ててから後悔する方も多いポイントです。特に断熱性が高い鉄筋コンクリートのマンションから戸建てに移行する場合、最初の冬を迎えて寒さに気づくことも少なくありません。
最近は高気密・高断熱仕様のハウスメーカーが増えてきましたが、断熱材や工法によって性能は異なります。会社を選ぶ際は必ず、断熱性や気密性を含む省エネ性能への取り組みに注目してみてください。
・日当たりの良い窓があればよかった
平面図や3Dイメージだけでは分からない日照も、後悔しやすいポイントの一つ。特に朝から日中過ごすことが多いLDKは、暮らし始めてから「思ったより暗かった」となりやすい間取りです。
間取りを考えるときは方角や太陽の角度なども考慮し、なるべく長時間自然光が入る窓の位置を考えてみましょう。建てる前に土地を良く観察して、周囲の建物による日陰や時間帯ごとの日当たりを確認するのも大切です。
・デスクスペースをつくればよかった
在宅ワークが一般的になりつつある現代、効率的に仕事ができる専用のデスクスペースはなるべくつくっておきたい間取りのひとつです。
個室の書斎をつくるのが難しくても、リビングデスクや階段の中二階デスクなど、ちょっとしたスペースに快適なワークスペースをつくるアイデアもあります。いまオフィスワークの方も、将来在宅ワークに切り替わる可能性があるならぜひ検討しましょう。
・もっと収納をつくるべきだった
収納不足は住まいづくりの失敗談の中でもかなり耳にする頻度が高い例ですよね。
収納不足を防ぐには、どれくらいの収納量が必要なのかしっかり計算することが大切です。今あるアイテムをリストアップし、捨てるもの・将来増えるものなども考慮しながら、過不足の無い収納量を確保しましょう。
天井裏や階段下など、デッドスペースを有効活用するのもおすすめです。
・ベランダに水道を付ければ良かった
いざ住み始めて二階のベランダに水道が欲しくなるのもよくあるケースです。網戸・窓・ベランダの床掃除が便利になりますし、将来ベランダガーデニングしたくなったときも重宝します。後付けすると費用も余計にかかるうえ水道管が露出してしまうので、必要になりそうなら先につけておきましょう。
・効率的な動線にすべきだった
「家事動線」「生活動線」と呼ばれる移動ルートの効率性も、暮らし始めてから不便さに気づくことが多いです。例えば洗濯機からベランダまでの距離が遠いと、重い洗濯カゴを持って移動する負担が増えてしまいますよね。身支度して出かけるとき、買い物から帰ってきて冷蔵庫にしまうときなど、住まいの中にはさまざまな動線が存在します。
間取りプランができあがったら、図面を眺めながら実際の生活をリアルにシミュレーションしてみましょう。お料理を作ってテーブルまで運ぶ、朝起きて顔を洗ってから食卓へ向かうなど、動線の無駄を見つけると効率的な間取りを作れます。
・トイレを二つつくればよかった
朝の時間帯に渋滞しやすいトイレも、後から「もう一つ作るべきだった…」と後悔しやすいポイントです。特に家族の人数が多く、将来通勤・通学で朝忙しくなりそうなら2か所設置を検討したほうが良いでしょう。階段下などのデッドスペースを活かせば、2か所つくるのもそれほど難しくありません。
■マイホームづくりの後悔を防ぐコツ
・打ち合わせ時間を十分にとる
ただ時間をかければ良いわけではありませんが、十分な打ち合わせができると間取りプランの精度が上がり後悔を防ぎやすくなります。注文住宅は完成までにある程度時間がかかりますので、引っ越し目標時期を設定したら逆算して十分な打ち合わせ時間を確保しましょう。
進学や転勤などでタイムリミットがあるケースは、あせって間取りを最終決定すると不満や後悔につながります。場合によっては仮住まいなども検討して、しっかりプランを検討できるようにしましょう。
・なるべく地元のハウスメーカーで建てる
「家づくりの後悔を防ぐ」という点を重視するなら、できるだけ地元密着スタイルのハウスメーカーや工務店を選ぶのがおすすめです。地元の施工店での家づくりは、主に次のようなメリットがあります。
- ・打ち合わせスケジュールを取りやすい
- ・余計なコストがかかりにくい
- ・地域の特徴や気候に合わせたアドバイスが期待できる
- ・撤退の可能性が少ない
地元なら打ち合わせの予定を組みやすく、十分な時間をかけてプランを練り込みやすいのは一番大きなメリットといえるでしょう。土地の特徴や気候を知っているからこその家づくりアドバイスも、地元に根差している施工店の強みです。
もちろん全国展開の大手ハウスメーカーがダメ、と言うわけではありませんが、より細かい部分までこだわって完成度を高めるならなるべく地元施工店を検討してみてください。
・モデルハウスや完成見学会で実物を見る
実際の間取りを体感できるモデルハウスや完成見学会は、後悔や失敗を防ぐのにとても効果的です。写真や間取り図だけでは伝わらない感覚や使い勝手を体感することで、イメージ違いを防ぎやすくなります。
モデルハウス見学は一度だけでなく、複数回同じ間取りを訪れてみるのもおすすめ。一回目とは違う発見があり、家づくりについてのギモンや知識を深く掘り下げることができます。結果的にプランの完成度が高まり、後悔を防ぐのに役立ちますよ♪
■まとめ:マイホームの後悔を防ぎ、理想のライフスタイルを
初めての住まいづくりが難しいのは当たり前ですが、失敗したからと言って気軽に建て直すことはできません。今回ご紹介したように先輩たちの失敗・後悔談を学び、マイホームづくりに活かして理想の間取りに仕上げましょう。
千葉県で住まいづくりをご検討の際は、私たち君津住宅にもぜひご相談ください。君津市・木更津市・袖ヶ浦市などを中心に、地元密着でていねいに住まいづくりをお手伝いしています。
イメージづくりに役立つモデルハウスも2か所ございますので、住まいづくりのはじめの一歩としてぜひご活用ください。
住所 : 千葉県千葉市緑区鎌取町54-1他
電話 : 043-291-1500
アクセス : JR「鎌取駅」より徒歩6分
住所 : 千葉県木更津市貝淵3-13-49
電話 : 0438-20-3771
アクセス : JR「木更津」駅より徒歩22分。館山自動車道「木更津南IC」より約6分