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リビング階段でおしゃれなマイホーム♪デメリット対策で後悔も防ぐ
昔は玄関から廊下⇒階段で2階へ行く間取りが一般的でしたが、最近はリビング内に階段があるお家をよく見かけますよね。
リビング階段はデザイン・実用面ともに優秀な間取りアイデアで、おしゃれなマイホームを目指すならぜひ検討したい選択肢の一つです。
寒さや音の問題など後悔したという意見も多いですが、現代の建築技術なら対策することは難しくありません。
今回はおしゃれなリビング階段の実例も見ながら、メリット・デメリットを学んでみましょう。
Contents
階段の位置は間取りの重要ポイント
二階建てのマイホームづくりにおいて、上下階をつなぐ階段の位置は暮らしやすさ・デザイン両方に大きく影響します。
リビング階段は昔からある間取りアイデアですが、住宅性能の向上やライフスタイルの変化に伴い採用例が増えてきています。
特におうち時間が増えている現代では、おしゃれで広々としたリビング空間をつくるのにピッタリ♪
間取りタイプやライフスタイルによって向き・不向きはありますが、選択肢の一つとしてぜひ検討してみましょう。
リビング階段のメリット
廊下をなくしてスペースを活用できる
リビングに階段を配置すると、玄関からの長い廊下を省略しやすいのは大きなメリットの一つです。
廊下がなくなった分床面積を減らしてコストを抑えることもできますし、リビングや収納スペースを広く取るなど選択肢が増えるのは魅力的♪
間取りを考えていてスペースが足りないときも、床面積節約アイデアの一つとして活用してみて下さい。
◆関連コラム◆⇒【平屋&二階建て】廊下がない家の間取り図でメリット・デメリットをチェック
子供の様子が見える
二階に子供部屋を作る一般的な間取りでは、帰ってきたお子さんが必ずリビングを通ることで自然に様子が見えるのも特徴です。
学校から帰ってきたときの表情や体調が見えるため、お子さんの不調を素早く察知してサポートしてあげることができます。
お友達を連れてきたときの様子も分かりやすく、会話が減りがちな思春期も自然にコミュニケーションが生まれる点もメリット♪
子育てしやすい間取りアイデアについてはコチラのコラムもチェックしてみて下さい。
◆関連コラム◆⇒おしゃれで便利な子育て間取りアイデア実例集|千葉県の注文住宅づくり
リビングが広く見える
リビングから二階へのつながりが見えると、次の間取りをイメージすることで開放感を得られるのも意外なメリットの一つ。
ただの壁が階段になるだけでも精神的な広がり感は大きく、実際の床面積より広く見せることができます。
デザインバリエーションが増える
一口にリビング階段といっても造りやデザインにさまざまなバリエーションがあり、おしゃれな部屋に仕上げやすいのも魅力的なポイントです。
例えば吹き抜けと組み合わせたスケルトン階段は、デザイナーズハウスや高級住宅でも定番の間取りパターン。
踏板や手すりの材質とカラーにこだわれば、ただの階段ではなく空間を彩る素敵なアクセントとして活躍してくれます♪
効率の良い家事動線
住まいの中心となるLDKから直接二階に行けるリビング階段の間取りは、効率の良い家事動線を作りやすいのもメリット。
例えばキッチンから二階に行くとき廊下のドアと移動距離を省略できるため、家族を呼びに行くときや洗濯物を取りこむときにとってもスムーズです。
リビング中心の家事動線を作り、スムーズな家事ラクハウスの間取りを考えてみましょう。
◆関連コラム◆⇒家事動線を良くする間取りアイデア|千葉の家事ラク注文住宅実例
リビング階段のデメリットと対策
リビング階段には良い点だけでなく注意すべきデメリットもありますが、対策とセットで覚えて後悔を防ぎましょう。
冷暖房効率が悪い
リビングと二階がつながり大空間になると、夏のエアコンや冬のストーブの冷暖房効率はどうしても低下しやすいです。
空気の体積が増えるため、スイッチを入れてから設定温度になるまでの時間も伸びる可能性があります。
【対策①】⇒高気密・高断熱の施工店を選ぶ
広い空間の冷暖房効率悪化を防ぐには、住まい全体の気密性・断熱性アップが効果的です。
家全体を断熱層ですき間なく包んでしまえば、外気の影響を受けにくく少ないパワーで適温をキープできます。
リビング階段の間取りは高気密・高断熱仕様のハウスメーカーとセットで選びましょう。
【対策②】⇒階段の入り口にドアを付ける
リビングと二階をドアで物理的に遮断してしまえば、冷暖房効率は普通の間取りと変わらなくなります。
ドアを開け閉めする手間は増えますが、小さなエアコンで効率的に適温を保ちたいならおすすめの対策です。
リビング階段とドアの組み合わせは、このあと紹介する音やニオイの問題解決にも効果的です。
上下階に音が抜ける
廊下や階段ホールには上下階の音をせき止める緩衝地帯の役割もあり、リビングと直接つながる音が抜けやすくなるのもデメリットといえます。
家族の生活時間帯が違う場合、リビングの音が子供部屋や寝室に響いて眠りを妨げられるケースもあります。
【対策】⇒寝室のドアを防音タイプにする
デザインや利便性の問題で階段の入り口にドアを設けたくない場合、寝室や子供部屋のドアを防音タイプにする方法もあります。
一般的なドアは床との間にすき間があり、そこから音が直接聞こえやすくなります。防音タイプのドアは気密性の高いパッキンで4方向が密着して、リビングからの音漏れを軽減してくれる仕組みです。
使い勝手はそのままに防音性を高められるので、音漏れが気になる方はぜひ採用してみて下さい。
料理のニオイが二階に上がる
対面キッチンなど一つなぎのLDKレイアウトの場合、リビング階段で二階までお料理のニオイが広がりやすいのも要注意ポイント。
お魚やガーリックなど香りの強い食材を使うと、特に家じゅうにニオイが広がって気になることも少なくありません。
【対策】⇒キッチンの集煙性能を高める
お料理中のニオイの広がりは、発生源であるキッチンで対策するのが効果的です。
対面レイアウトのキッチンにする場合、コンロの正面や側面を壁にすると煙が広がりにくくなります。
アイランド・ペニンシュラなどオープンキッチンの場合、透明な整流版をコンロ前に建てる方法もあります。
整流板を付けて吸い込み効率をアップしたレンジフードを選ぶのもおすすめ。
プライバシーの確保が難しい
上下階の移動で必ずリビングを通る間取りは、来客時に見せたくない部分が見えやすいのもデメリットの一つ。
お子さんの友達が来たときリビングを通るので気が抜けなかったり、リビングに来客が居るときお風呂に入りにくかったりといった不便さを感じることがあります。
【対策】⇒リビングの形や動線に工夫
来客が多いライフスタイルのご家庭でリビング階段を選ぶ場合、間取りや動線の工夫でプライバシーと両立を目指しましょう。
L型のリビングレイアウトにしたり、階段前に目隠し壁をつけたり、視線をコントロールすればプライバシーと動線効率を両立しやすいです。
実際に来客時の動きをシミュレーションしながら、不便を感じない間取りを考えましょう。
おしゃれなリビング階段の間取り実例
実例①
こちらは吹き抜けを使わず、リビング階段のみでおしゃれに仕上げたお住まいです。
玄関・キッチン・リビングどこからでも二階に行きやすい配置で、効率良く家事や生活をこなせる間取り♪
さりげない格子状の目隠し壁でリビングと動線の目線が交わらないようにして、プライバシーもしっかり確保しています。
【実例詳細】⇒ミッドナイトブルーとブラウンのツートンが美しいモダンな家
実例②
リビング階段+吹き抜けの王道組み合わせは、大きな開放感とおしゃれなデザイン性をもたらしてくれます。
高窓からのたっぷり自然光も入る眺望の良い階段は、毎日の暮らしにちょっとワクワク感を与えてくれますね♪
まとめ
リビング階段は上手に使いこなせば、機能的でおしゃれなマイホームを作れるおすすめの間取りアイデア♪
デメリットにもしっかり対策すれば、後悔を防いで理想の間取りに仕上げることも難しくありません。
子育て・在宅ワークなどお家で過ごす時間が多いライフスタイルの方は、選択肢の一つとしてリビング階段の間取りを検討してみてください。
千葉県でおしゃれなマイホームを目指すなら、私たち君津住宅の注文住宅プランをぜひご検討ください。
地元密着ハウスメーカーの利点を活かし、一棟一棟に真心を込めて理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。
リビング階段はもちろん、ライフスタイルに合わせたどんなご要望もお気軽にご相談ください。
実際の間取りを体感できる自社モデルハウスも、千葉県内の二カ所にご用意しております。
理想のイメージづくり、家づくりのはじめの一歩として、ぜひお気軽にご利用ください。
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