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注文住宅
アメリカンスタイルの家にするための注意点|後悔しやすいポイントは?
注文住宅で人気のデザインの一つとして「アメリカンスタイル」が挙げられます。
アメリカの明るい太陽を感じるような自由で開放的な住まいは、家族の幸せのイメージとも繫がります。
日本古来の住宅様式とは異なるものの、海岸沿いや豊かな自然といった環境との相性はばっちりです。
そこで本記事では、アメリカンスタイルの家にするポイントや注意点についてまとめていきます。
これから新築住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
アメリカンスタイルの家の特徴
まず、アメリカンスタイルの家の特徴を整理しておきましょう。ポイントは以下の4点です。
- ①広々としたLDK
- ②自然素材を使う
- ③ビルトインガレージがある
- ④ポーチを広く確保する
これらの特徴をうまく押さえると、おしゃれなアメリカンスタイルが叶います。
各項目について、詳しく見ていきましょう。
①広々としたLDK
アメリカの家は、日本よりも広々とした間取りが特徴です。
これは体格の違いによる影響もありますが、「モジュール」の違いも大きいです。
日本では「910㎜」を1単位として計画するのが一般的ですが、アメリカでは「1200㎜(4フィート)」が最小単位となります。
そのため、すべての空間でゆとりが生まれるのです。
LDKが広ければ、家族で寛ぐだけでなく休日にホームパーティーを開くこともできます。
また日本では「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」が一体の間取りが多いですが、アメリカではそれぞれを独立させます。
これにより調理の音やにおいを気にすることなくリビングで過ごせる等、ゆとりある暮らしが叶います。
②自然素材を使う
アメリカの家では、木材などの「自然素材」が多用されるのが特徴です。
豊富な木材を生かした「2×4(ツーバイフォー)」という工法が主流で、住み手自身が建物を増改築する「DIY」も盛んにおこなわれています。
木の温もりが感じられる住まいは、どこかほっとする雰囲気が魅力でしょう。
またアメリカ北部では寒さが厳しいため、断熱性能にも配慮されています。
暖炉や薪ストーブといったアイテムは、おしゃれなだけでなく暖房器具としておすすめです。
③ビルトインガレージがある
ビルトインガレージとは「建物にガレージを組み込み、シャッター等を設置する方法」のことを指します。
アメリカは車社会で、住宅にガレージは必須です。そのため、車の乗り降りやメンテナンスが楽になるビルトインガレージが主流となっています。
土地の広い場所ではガレージを別棟にしますが、日本では敷地面積が広くないことが多いため、1階部分をビルトインガレージにするのが一般的です。
ビルトインガレージにすることで、防犯や天候不良時の対策になります。
また家の中からすぐに車に乗れるので、毎日の移動が楽になるでしょう。
④ポーチを広く確保する
アメリカンスタイルの家では、広々とした「カバードポーチ」がある形式が多いです。
日本の住宅のポーチは最小限の面積が一般的なので、屋根に覆われたポーチがあることで海外の雰囲気が演出できます。
カバードポーチは元々、強い日差しのまぶしさや暑さを軽減するために設けられました。
リクライニングチェアやテーブルを出してのんびり外を眺めるなど、昼下がりを優雅に過ごせそうです。
アメリカンスタイルの家で後悔しやすいポイント
ここでは、アメリカンスタイルの家で後悔しやすいポイントをご紹介していきます。
事前にデメリットを知っておくことで、失敗のない家づくりに役立てましょう。
①外観が周囲と浮いてしまった
新しく土地を購入して新築する場合、周囲の環境をあまり確認せずに契約してしまうケースがあります。
いざ家が建ってみると「周囲は白やグレーといった無彩色なのに、自分の家だけ目立っている…」という失敗が起こりうるでしょう。
もちろん住宅は個人の資産なので、基本的にどんな外観にするかは自由です。
しかし毎日生活する上で、周囲の環境は大切なポイントとなります。
間取りや外観を決める打合せでは図面しか見ないため分かりにくいですが、ぜひ実際に何度か現地に足を運ぶことをおすすめします。
②キッチンが広すぎた
アメリカの住宅はスケールが大きいので、そのままの規格に合わせてしまうと「暮らしにくい」と感じることがあります。
特にキッチンは作業スペースのため、広すぎると小柄な日本人には「作業動線が非効率」です。
ワークトップと食器棚の間隔は、「90~120㎝」が一般的なサイズとなります。
逆にこれより広くなると棚に手が届きにくくなり、無駄な動きが生まれてしまうのです。
広いキッチンには憧れますが、適度な大きさに収めるようにしましょう。
③敷地面積が不足した
アメリカンスタイルの家は、ビルトインガレージやカバードポーチといった要素が盛り込まれます。
そのため、よく計画を練らないと肝心の居室面積が足りなくなってしまうことがあるでしょう。
日本の住宅は敷地面積が狭い傾向があるため、間取りには工夫が必要です。
「パントリーを付けたい」「洗面室と脱衣室を別にしたい」など、希望があれば建築会社に相談してみましょう。
プロの視点からのアドバイスを参考にすれば、理想の解決策が見つかります。
おしゃれなアメリカンスタイルの家の事例
ここでは、おしゃれなアメリカンスタイルの家の事例をご紹介していきます。
やはり一生ものの住まいは「見た目が好みかどうか」も大切なポイントです。
おしゃれな外観や内装をたくさん見ることで、ぜひ参考にしてみてください。
①開放的なブルーの外観の家
暮らしやすさもデザインも!こだわりのアメリカンスタイル【間取り図有】
こちらの事例は、ブルーの外観が爽やかで開放的な雰囲気となっています。
玄関には1.5畳程度のカバードポーチが設けられており、ゆとりが感じられるのが特徴です。
ブルーの外壁は珍しいですが、「くすみカラー」を取り入れることで周囲ともうまく調和しています。
内装にもアメリカンスタイルを取り入れ、ヴィンテージ感のあるおしゃれな雰囲気です。
外壁と合わせてブルーに統一することで、まとまりが生まれています。
要所に「黒」のアイテムを取り入れると、クールな雰囲気に仕上がります。
キッチンとダイニングの照明器具の色を揃えて、統一感を演出しています。
②カバードポーチがおしゃれな家
カバードポーチを広く取り、テラスのように計画した事例です。
大きな庇があるので、強い日差しが室内に入り込むのを防いでくれます。
それだけでなく、子供やペットの遊び場やホームパーティーなど、幅広いシーンで活用できるのもメリットです。
室内は「木目」が印象的な造りとなっています。
通常なら白いクロスを貼ってしまう壁や天井にも木目を施すことで、まるでアメリカのカントリーサイドのような温かみのある雰囲気が感じられます。
③アーリーアメリカンな家
日々の暮らしをよりアクティブに「アーリーアメリカンスタイル」
こちらは「アーリーアメリカンスタイル」と呼ばれる方式です。
大開拓時代の様式を模したスタイルで、木材や石材をふんだんに使いナチュラルな雰囲気になります。
こちらの事例ではホワイトの外壁が採用されており、優しい見た目が特徴です。
内装にもナチュラルな雰囲気が生かされ、レンガ調の柱がフォーカルポイントになっています。
あえて梁を見せることで、空間のアクセントとしての役割を果たしています。
まとめ|おしゃれなアメリカンスタイルの家を建てよう
本記事では、アメリカンスタイルの家で後悔しやすい点や具体的な事例についてご紹介しました。
見た目がおしゃれな住宅は、毎日の生活も楽しくなります。
これから新築計画を予定されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
千葉県内でビルトインガレージ付きの注文住宅を検討している方は、私たち「君津住宅」にご相談ください。
ライフスタイルが多様化する現代に合わせて、アメリカンスタイルなデザインモダンな家づくりまで、幅広い住環境を実現いたします。
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