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『教育移住』って何?メリット・デメリットを解説│教育移住におすすめの自治体も紹介
「もっと自然環境の豊かな場所で子どもに教育を受けさせたい」
こう思う人に選択肢の一つに加えて欲しいのは「教育移住」です。
本記事では、教育移住とはどんな種類の移住を示すのかを紹介し、利用することでどんなメリット・デメリットがあるのかを解説します。
記事の終わりに教育移住に人気の自治体も紹介するので、少しでも興味を持ったなら、人生の選択肢の候補に加えてみてください。
Contents
教育移住って何?
はじめに、教育移住とは何か、どんな目的で行うのかをお伝えします。
「教育移住」とは、子どもの教育を目的として、現在の住まいから教育に適した地域へと移住する試みです。
教育移住の目的は様々ですが、主には次の4つの目的が考えられます。
- ・自然豊かな環境で学ぶ
- ・国際色豊かな場所で学ぶ
- ・教育水準の高い場所で学ぶ
- ・不登校の生徒の環境を変える
自然豊かな環境で学ぶ
1つ目の目的は「自然豊かな環境で学びを得ること」です。
都会で生活をしていると、植物や動物、昆虫と触れ合う機会が少なくなりがちです。
また、自然の野山を駆け回る体験をする機会もなく、体力の低下や自然環境への理解が少なくなる恐れがあります。
自然豊かな田舎へ移住することで、自然環境と人との関わりを確認し、基礎体力を育むことができるでしょう。
国際色豊かな場所で学ぶ
2つ目の目的は、海外に移住する場合に限られますが「子どもの頃から国際色豊かな環境に身を置く」ことです。
海外に教育移住すると、言語・文化が異なる世界に身を置くことになり、日本で暮らし続ける場合と比べて、国際感覚を育める可能性が高まります。
教育水準の高い場所で学ぶ
3つ目の目的は「教育水準の高い地域で学ぶ」ことです。
毎年、全国学力テストが実施される中で、正答率の高い地域と低い地域とが分かれています。
教育水準の高い地域で過ごす方が、より効率的・高度な教育を受けられるとする考え方です。
たとえば、秋田県が小中学校で高い学力を維持できている理由として、少人数学級制度の導入が指摘されています。
このように独自の方策を取り入れている地域は、教育移住の対象となりやすいといえるでしょう。
不登校の生徒の環境を変える
最後に「学校に馴染めない生徒の環境を変える」ことも、目的に数えられます。
都会の学校に通っていた不登校の生徒が、田舎への教育移住を経て学校に通い始める例があります。
置かれる環境を変えることで、通学への不満・不安を解消できる可能性があるなら、移住も選択肢の一つになり得ます。
教育移住のメリット
こうした目的で検討される教育移住。
実際に行うことで、どんなメリットを享受できるのでしょうか。
主なものは次の2つです。
- ・住環境をガラッと変えられる
- ・子どもの個性に合わせた環境を選択できる
住環境をガラッと変えられる
1つ目は「住環境をガラッと変えられる」ことです。
都会から田舎へと移住する、日本から海外へと移住する。
移住は家族や教育を受ける本人にとって、非常に大きな変化を与えることになります。
特に、学校に通えていない子どもなど、現在の環境に大きな不満を抱えている場合は、環境を変えることでよい方向の変化が期待できます。
>関連コラム:【千葉県で田舎暮らし】おすすめの理由6選│移住にピッタリのエリアや移住の手順も紹介
子どもの個性に合わせた環境を選択できる
2つ目のメリットは「子どもの個性に合わせた環境を選択できる」ことです。
現在住んでいる地域の中で学校を変えようとしても、通学可能な範囲内では、子どもに合った環境・学校があるのかは不透明です。
しかし教育を目的に移住する場合は、選択肢が全国に拡大し、子どもの成長や特性に合わせた学校を選択して通うことができます。
教育移住のデメリット
一方で教育移住には「デメリットもある」ので確認しておきましょう。
>関連コラム:【田舎暮らしはデメリットしかない】訳ない!原因と対策を知ってデメリットを解消!
地域によっては、習い事の数が少ない
田舎に移住する場合は「習い事の種類・数が少ない」場合があります。
都会なら、豊富な人口に合わせて習い事の種類や量が多く、マイナーな教育方針の塾やスポーツクラブも見つかるでしょう。
一方で田舎に移住すると、人口が少ないので「こんな習い事をしたい」「こんなスポーツをやってみたい」と思っても、教室が見つからない可能性があります。
高校生以降の就学で困ることも
移住する地域にもよりますが「高校の進学先が限られる」ケースがあります。
都会であれば私立・国公立の進学先候補はたくさんあります。
しかし田舎はエリアによっては選択できる高校の数が限られるでしょう。
教育移住を検討する場合は、高校・大学の進路も含めて検討が求められます。
生活利便性が下がることも
都会と比べると田舎では、大型のショッピングセンターが少なく、専門店の数も限られるので「生活利便性の低下」を感じることがあります。
買い物に加えて、各種イベントの種類・量が少ないことから、経験させたくても参加できないイベントがあるかもしれません。
想定外にコストがかかる恐れも
田舎に移住する場合や海外に移住する場合は、今まで住んでいた地域とは生活必需品も異なり「想定外のコスト」が必要になることも。
たとえば、都会では公共交通機関を主な交通手段にできても、田舎では路線や本数が少なく、移住先によっては利用しづらい場合があります。
このとき、自家用車を購入せざるを得なくなり、車体の購入費用や税金、ガソリン代が必要になるでしょう。
子どもに合った教育を受けさせられる教育移住ですが、こうしたデメリットを感じる場合があることも確かです。
デメリットを感じたくないなら「適度な田舎」への移住をおすすめします。
自然豊かで土地価格は安価ながら、都会ともほど近い距離に住まいを求めれば、今回紹介したデメリットの多くを感じずに済むでしょう。
>関連コラム:【トカイナカ】ってなに?8つのメリットデメリット・おすすめの自治体を紹介します
教育移住におすすめの自治体は?
記事の終わりに、教育移住におすすめできる自治体を紹介します。
今回紹介する自治体以外でも、特色のある教育を施す自治体はたくさんあるので、複数の自治体を見てから移住先を決めましょう。
千葉県君津市│都会と田舎の中間、ちょうどいい暮らし
はじめに紹介するのは「千葉県君津市」です。
君津市は千葉県の中央部に位置する自治体で、東京湾アクアラインの終着点がある木更津市に隣接する自治体です。
平野部には大型のショッピングセンターをはじめとする各種施設があり、大人も子どもも暮らしやすい生活環境を誇ります。
市中心部から南・東方面に進むと海・山が広がっていて、いつでも自然を堪能できる住環境が魅力的です。
都内へも1時間かからずに到着できる利便性を誇り「ちょうどいい田舎暮らし」を目指す子育て世帯にピッタリです。
>関連コラム:【千葉県君津市】住みやすさを支える5つの特徴│人気のエリアも紹介!
長野県茅野市│山々に囲まれた空気のおいしい生活
「長野県茅野市」は八ヶ岳連峰をはじめとする中央アルプスの山々に囲まれた地域で、水・空気の美しさに定評があります。
近年増加が懸念されている、小児喘息は郊外や排気ガスが原因のひとつとされています。
空気のきれいな茅野市へ引っ越すことで、家族の体調がよくなることも期待できるでしょう。
市街地には必要十分な施設が揃っていて、君津市より田舎よりではあるものの、生活に不便を感じることはないでしょう。
まとめ│家族ぐるみでの田舎への移住を検討しよう
>いつでも愛車を感じられる「ビルトインガレージ」のある住まい
(千葉県木更津市)
子どもの教育のために家族で移住する「教育移住」について解説しました。
教育移住は現在の教育・住環境を一変させるインパクトを持つ取り組みです。
一方で子どもにとって最適な環境を見つけることができれば、これに勝る成功はほかにありません。
テレワークを中心に会社への出勤を求められないケースも増えているので、家族ぐるみでの田舎への移住を検討してみましょう。
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住所 : 千葉県千葉市緑区鎌取町54-1他
電話 : 043-291-1500
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電話 : 0438-20-3771
アクセス : JR「木更津」駅より徒歩22分。館山自動車道「木更津南IC」より約6分
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