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注文住宅
【トカイナカ】ってなに?8つのメリットデメリット・おすすめの自治体を紹介します
これから注文住宅の建築を予定している人や、建売住宅の購入を予定している人は「どこに住むか」で悩んでいるのではないでしょうか。
都心部に住む場合と田舎に住む場合とで、住宅の購入金額や住環境、人との付き合い方など、住まいに関係するあらゆる条件が変わります。
都会と田舎、どちらに住むべきか悩んでいる人に提案するのは、都会と田舎の中間ともいえる「トカイナカ」です。
トカイナカとはどんな地域を指すのか、トカイナカはどんな特徴を持つのか、トカイナカとしておすすめのエリアはどこなのか、本記事では解説します。
家を建てるエリアに悩んでいる人は、解決の一助となるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでみてください。
コラムのポイント
・都会と田舎の特徴を併せ持つ「トカイナカ」の特徴解説
・君津市 木更津市 市原市をトカイナカとして紹介
Contents
『トカイナカ』ってなに?
はじめに「トカイナカ」とは、どんな概念なのか考えてみましょう。
トカイナカ…都会と田舎の中間地点
トカイナカは、都会ともいえず田舎ともいえない「都会と田舎の中間」を指しています。
人が多く常に混雑に巻き込まれてしまう都会には住みたくない。かといって田舎に住んで、買い物やエンターテインメントに飢えてしまうのも嫌だ。こうした考え方をするなら、トカイナカを検討してもよいかもしれません。
『トカイナカ』のメリット・デメリット
都会と田舎の中間地点であるトカイナカ。一体どんな特徴を持っているのでしょうか。メリットとデメリットに分けて、特徴を見てみましょう。
【メリット】都会の利便性を有している
トカイナカは”イナカ”という名称を持っていますが、決して都会と距離が離れている訳ではありません。都道府県庁所在地など、ある程度の大きさの都市が行動圏内にあるため「都会ならではの利便性を有しています」。
具体的には、買い物をしたいと思ったときすぐに買い物できる商業施設が身近にあったり、各種行政手続きをしたいと思ったとき手続きを行える施設が身近にあります。
都心部ほどの利便性は持っていないものの、不便を感じることもありません。
【メリット】田舎の静かさ・自然の多さを有している
一方で「田舎特有の自然の多さ、夜間の静かさ」を有しています。
トカイナカは都市の外縁部や都市と都市の間に位置しているので、基本的に交通量が少なく静かな環境に位置します。こうしたエリアは自然が残されていることも多く、身近に自然な緑を感じながら生活できるでしょう。
【メリット】人付き合いの濃さがちょうどいい
完全な田舎に移住した人が後悔を感じてしまう事柄のひとつは、人付き合いの濃さです。インターホンを鳴らさずに玄関を開ける、地域での飲み会が頻繁にある、といった地域住民との距離感は、都会に住む人にとって負担となる可能性があります。
一方でトカイナカの場合は、身近に農地や自然林がある環境ながら、人付き合いの距離感は都市部のようで「深く踏み入れないプライバシーの保ち方」を有します。
【メリット】医療機関が多く不安を感じない
田舎で問題になりやすい事柄、2つ目は医療機関の少なさです。
人口の規模にもよりますが、専門の病院がない地域もあります。特定の病気にかかったときに、治療してくれる専門病院が見つからず、結局都市部の専門期間に行かざるを得なくなってしまうでしょう。
トカイナカの場合は、医科大学や県立病院など「一定規模の病院がある」ことから、医療機関が見つからない心配は不要です。
【メリット】地価が安いので広い土地を購入できる
トカイナカでは「地価が安価」であることから、広めの土地を購入でき、ゆとりのある暮らしを送れるでしょう。
東京23区の土地相場を確認すると、最も安価な江戸川区でも、1坪あたりの単価は157.3万円にもなり、60坪の土地を確保しようとすると単純計算で9,000万円を超える価格になってしまいます。
一方でトカイナカの例に挙げられる千葉市を見てみると、千葉市中央区の坪あたり単価は36.6万円で、60坪で2,000万円前後で取得できます。さらに郊外に移り、木更津市や君津市を見てみると18万円、14.8万円と、坪単価はどんどん下がります。
節約できた土地取得費用は、建物に回したり、引っ越した後の生活を豊かにするために利用できるでしょう。
>関連リンク:SUUMO 東京都の市区から土地価格相場情報を探す
>関連リンク:SUUMO 千葉県の市区から土地価格相場情報を探す
>関連コラム:東京の注文住宅は狭くて高い?価格相場や土地の広さについて徹底解説
【メリット】光回線などのインフラが整っている
田舎すぎないトカイナカでは「光回線などの各種インフラが整っている」こともメリットに挙げられます。
後述しますが、田舎のデメリットのひとつは都会と比べて働く場所が少ないことです。しかしWEB関係のお仕事など、自宅で完結できる仕事であれば、仕事についてのデメリットはなくなります。
ただし、光回線のエリア外であれば、安定した通信回線を確保しづらいことからテレワークに支障を来してしまう恐れがあります。都会に近い田舎であれば、こうした心配も不要でしょう(サービス提供エリアの確認は必ず行いましょう)。
【デメリット】買い物の場所などが都会より少ない
トカイナカが抱えるデメリット、1つ目は「買い物の場所が都会より少ない」こと。
都心部には、大型の商業施設が複数存在し、小規模な専門店も数多くあることから買い物に困ることはありません。一方でトカイナカでは、生活圏内に大規模な商業施設があっても1,2店舗ほどで、欲しいものが見つからなかったとき、足を伸ばして都心部に赴くか通販を頼ることになります。
また、各種イベントが開催される頻度が少ない点も、トカイナカの弱点といえるでしょう。
【デメリット】働き口が都会と比べると少ない
先述したとおり「働き口が少ない」点は、トカイナカの明らかなデメリットです。
都会に比べて人口が少なく、年齢構成も高齢者が多いので、職探しの選択肢は限られてしまいます。主にパソコンを使用するテレワーカーならまだしも、職場に赴く必要のある職種の場合は選択肢が少なく、給与も低くなる可能性を認識しましょう。
『トカイナカ』ってどこにある?おすすめの自治体は?
トカイナカがどんな特徴を持つのか理解したところで、実際に住むのにおすすめできる自治体を紹介します。本記事では、東京都心まで1時間前後で到達可能な、千葉県の自治体を見てみましょう。
【君津市・木更津市】アクアラインの利用で東京・神奈川へ1時間
はじめに紹介するのは「君津市」と「木更津市」。両市は隣接していて、住環境や地域特性が似ているので合わせて紹介します。
君津市・木更津市は、東京湾アクアラインを利用することで、自家用車でもバスでも、東京都心部へ1時間、神奈川県川崎市・横浜市へ40分強で辿り着ける利便性が魅力です。通勤・通学に毎日通うこともできるので、仕事や買い物のデメリットは大幅に軽減されます。
普段の移動手段は自家用車で、マイカーを利用して気軽に海・山・川へ行ける自然に満ちたロケーションは羨ましいものです。
先述したとおり土地坪単価の相場は、木更津市が18万円、君津市14.8万円とこなれていて、広々とした土地に住まいを構えられるでしょう。
>関連コラム:【千葉県君津市】住みやすさを支える5つの特徴│人気のエリアも紹介!
>関連コラム:【木更津市で注文住宅】費用相場・建築事例・おすすめエリアまで一挙解説
【市原市】千葉市へ30分 JRで都心へ1時間
次に紹介するトカイナカは「市原市」です。市原市は千葉市へ車で30分、都心にも車・JRどちらでも1時間圏内で到着可能です。
海沿いは三井化学をはじめとする工場群が広がっているので臨海部では自然が感じづらいですが、避暑地として人気な養老渓谷に向かって大きく広がっています。山倉ダムや高滝ダムなどダム湖の周辺には大型の公園やリゾート施設もあり、休日を山のリゾートで過ごすこともできるでしょう。
市原市の坪単価の相場は17.5万円で、君津市や木更津市と同様に、広めの土地にゆとりある住まいを建築できるでしょう。
まとめ│トカイナカで「ちょうどいい暮らし」を送ろう
都会と田舎の中間地点である「トカイナカ」について、特徴とともにおすすめの自治体として千葉県の市町村を紹介しました。
「都会の利便性は捨てがたい…。田舎の広々とした環境で過ごしたい…。」どちらも満たせる可能性があるのがトカイナカです。利便性も自然環境もどっちも手に入れたいと願う人におすすめです。居住するエリアに悩んでいる人は、ぜひ検討してみてください。
>ちょうどいい田舎への移住について、君津住宅に相談してみてください!
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住所 : 千葉県千葉市緑区鎌取町54-1他
電話 : 043-291-1500
アクセス : JR「鎌取駅」より徒歩6分
住所 : 千葉県木更津市貝淵3-13-49
電話 : 0438-20-3771
アクセス : JR「木更津」駅より徒歩22分。館山自動車道「木更津南IC」より約6分
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