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リビングに畳コーナーは必要?|活用方法とメリット・デメリットや小上がり和室についても解説
住宅のテイストは和風ではないが、フローリングにはない「温かさ」や「活用方法」がある畳を住宅に取り入れたいというご家庭は多いです。実は「畳コーナー」や「和室」はアメリカンやモダンなど近代的なテイストの住宅とも相性が良く合わせやすいという特徴があります。
そこで今回は「畳コーナー」や「和室」、近年人気が高まっている「小上がり和室」のメリット・デメリットや活用方法をご紹介します。おしゃれなデザイン住宅にするためにも家族にあった「畳」を取り入れてみてくださいね。
Contents
畳は和風住宅だけじゃない!「アメリカン」や「モダン」とも相性抜群
自然な温かみのある畳は、日本人ならどの世帯からも愛される馴染みのある造りです。昔ながらの和風住宅を新築ではあまり見かけなくなってきましたが「畳コーナー」や「和室」が急激に減少傾向というわけではありません。
近代的で人気が高くなっているスタイリッシュな「モダン」住宅にも、明るくおしゃれな「アメリカン」住宅にも畳は相性が良く取り入れやすくなっています。
また、畳の色や形は豊富にあるためデザイン性が高いのも特徴です。色でいうと代表的な「緑」だけではなく「フローリングと同系色」「黒」「黄緑」「紺色」などもあります。色や形状にこだわることでおしゃれな住宅にすることができますね。
畳コーナーのメリットや活用方法
赤ちゃんの「お世話スペース」
柔らかい畳の上なら安心して赤ちゃんを着替えさせたり、おむつ交換をしたりすることができますね。また、赤ちゃんや子どものお昼寝スペースとして活用することもでき、親が横になりながら寝かしつけをすることもできます。
ソファ代わりに「大人のお昼寝スペース」
フローリングにそのまま横になると身体が痛くなりやすいですが、畳の上ならそのまま昼寝することができます。ソファを設置しなくても気軽にゴロンと横に慣れるスペースがあると快適ですね。
洗濯やアイロンがけなど「家事スペース」
畳コーナーで洗濯物を畳めば足が痛くなりにくく、家事がしやすくなります。アイロンがけなど家事をおこなうスペースとしての活用方法があります。
家事をしながら見守れる「キッズスペース」
リビング内にある畳コーナーをキッズスペースにすることで、子どもを見守りやすくなります。特に小さい子どもがいるご家庭では、何かと目を離せないものです。キッチンから見れる位置に畳コーナーがあれば洗い物をしつつ、子どもの様子を確認することができます。
また、本やおもちゃを落としたとしてもフローリングよりキズがつきにくいというメリットもあります。
段差がないので安全
フラットな造りなので段差によってつまずく心配がありません。リビングを走り回ることが多い小さい子どもや足が不自由な高齢者がいるご家庭でも取り入れやすくなります。
畳コーナーのデメリット
子どもが成長すると邪魔になることも
子どもが赤ちゃんのときは重宝したけれど、成長してからは床に座る機会も少なくなり畳コーナーを邪魔に感じるご家庭もあります。特に活用することなく、畳コーナーが単なる物置になってしまうケースもあります。
フローリングと比較して掃除のしにくさを感じることも
ジュースなどの飲料をこぼした際に、フローリングであればサッと拭き取ることができます。しかし畳の場合、あっという間に吸収してしまうので汚れがとれにくくなります。
フローリングの上にカーペットを敷いている場合、サッと拭き取ることはできませんが、丸ごとカーペットを洗濯機で洗える商品も増えてきています。また、カーペットであれば汚れても簡単に交換できますが、畳を簡単には交換することはできません。掃除のしにくさや維持管理のしにくさを感じる方もいるかと思います。
「小上がり和室」のメリットや活用方法
〇施工事例→小上がり和室がある「アメリカンモダンスタイルの家 」
こだわりの「おしゃれなリビング」になる
リビングに段差をあえて造ることでデザイン性の高いおしゃれな空間になります。また、フラットなリビングと比べて、立体感があることで同じ面積のリビングより広くみせる効果があります。
リビングに他の住宅とは違うオリジナルデザインを取り入れたいのなら「小上がり和室」はおすすめです。他とは違うワンランク上のリビングになりますよ。
空間を有効活用!リビングに収納を増やせる
リビングは家族が集う場所です。そのため家族のアイテムが集まりやすく、散らかりやすい場所でもあります。
リビングを綺麗に保つためにも収納スペースは必要ですよね。「リビングを最大限に広くするために収納スペースをあえて造りたくない!」というご家庭にもピッタリなのが「小上がり和室」です。リビングの広さを狭くせずに段差部分に収納スペースを増やすことができます。
小さい子どもでも手が届く位置にあるため、おもちゃの収納場所としても活用することができます。
「リビング学習」や「ワークスペース」になる
段差によって空間が仕切られていることで半分プライベートのような空間になります。フラットなリビングより集中しやすく、近年注目されている「リビング学習」の場所として最適です。完全に個室になっていないことで、親も子どもの学習をサポートしやくなりますよ。
また、リモートワークを導入する会社が増えてきています。飲み物などがある何かと便利なリビングで仕事する人も多いかと思いますが、家族がいることで仕事に集中できないと感じることもあるかと思います。小上がりの空間なら家族の存在を感じながらも、仕事に集中できる「ちょうどよいワークスペース」として活用することができます。
ソファ代わりとして段差にそのまま座れる
床に直接座る機会が少ない大人でも段差をソファ代わりに利用して気軽に座ることができます。
リビングにあるイスに座っている人とも視線の高さが合いやすく、家族のコミュニケーションがとりやすくなります。
「小上がり和室」のデメリット
リビングの広さや場所によっては圧迫感を与える
段差を造ることでリビングの「アクセント」になります。おしゃれさはアップしますが、リビングの広さや小上がり和室の位置によっては圧迫感を与えてしまします。
また、キッチンや洗面所、玄関に行くときに通る「動線」も考慮することが重要です。動線の邪魔になる位置に段差があることで不便に感じやすくなります。
段差によってバリアフリーの住宅ではなくなる
リビングの中に段差が生じるので「車椅子を利用する」「お掃除ロボットを利用する」ご家庭は注意が必要です。
「開閉可能な間仕切り和室」のメリットや活用方法
来客時に閉めることで隠したいものを隠せる
独立した完全な和室より開閉可能な間仕切りがある和室のほうが、活用方法が増えるため生活スタイルに合わせやすくなります。
リビングが常に綺麗でいつでもお客さんに見せられるというご家庭は少ないのではないでしょうか?毎日忙しく生活しているとどうしても散らかってしまいますよね。
間仕切りを閉めることで「子どものおもちゃ」「小物類」「洋服」などを簡単に見えなくすることができます。急いで掃除する必要もないので便利ですね。
親が「泊まるスペース」
親が「育児のサポート」や「遠方から来た」際に泊まるスペースとして活用することができます。和室であれば布団をそのまま敷いて利用することができますね。1階にあるため階段を昇る必要がないので気軽に泊まることができます。
「開閉可能な間仕切り和室」のデメリット
間取りのスペースを広くとる
「畳コーナー」も「小上がり和室」も広さの明確な指定はないですが、一般的に「和室」のほうが広い造りになります。そのため、1階部分の間取りスペースを広くとるため、フローリング部分のリビングが狭くなります。
まとめ
住宅に畳があることでフローリングにはない「優しい感触や自然の温かさ」を感じることができます。また、「活用方法も増える」ことからライフスタイルの幅も広がりますね。
平らな「畳コーナー」、一段上がった「小上がり和室」、開閉可能な間仕切りがある「和室」にするのかは、家の広さや家族構成を考えて検討してみてください。
君津住宅ではお庭のことまで考えた家づくりをおすすめしています。
疑問や不安に思うことがあれば、お気軽にご相談ください。
木更津・鎌取の二か所には外観と間取りを体感できるモデルハウスもございますので、ぜひお気軽に活用ください。
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