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室内の建具は何色がよい?選び方やケース別におすすめの色をご紹介!
建具とは一般的に「ドア・戸・扉・窓・障子・ふすま」等の、室内外における出入り口や仕切りとして用いられる開閉のできる部分や、それらの枠のことを指します。
その中でも室内ドアや戸などの室内に用いられる建具は、印象を大きく左右する大事な箇所でもあります。
好みに合わせて選べるのが注文住宅の魅力でもありますが、いざ選ぶとなると、「何色にすればよいかわからない」「どうやって選べばよいかわからない」といった声は意外と多く聞かれます。
そこでこの記事では室内に用いる建具の「色」に注目し、選び方をお伝えするとともに、建具で人気の色もご紹介したいと思います。
室内の建具の色でお悩みのかたはぜひ、ご参考下さいね。
Contents
建具とは
建具とは一般的に「ドア・戸・扉・窓・障子・ふすま」といった、室内外における出入り口や仕切りとして用いられる開閉のできる部分や、それらの枠のことをいいます。
注文住宅において「建具の色やデザインを選ぶ」という際には、主に室内のドア等を指している場合がほとんどです。
室内の建具にはクローゼットのドア、収納の扉、押し入れの引き戸なども含まれ、ドアや戸の本体だけでなく、それらの周りの枠も含まれます。
建具の色で室内の印象が大きく変わる
注文住宅の内装で大きな面積を占めるのは「壁」と「床」ですね。
そしてその次に多くを占めるのが室内ドア、戸といった室内の建具です。
そう考えると意外と室内の中で大きな面積を占めていることに気づかされるでしょう。
実は、インテリアの配色を決めるうえで建具は「アソートカラー(メインカラー)」を構成する箇所といわれており、建具の色で室内の印象が大きく変わるといわれています。では建具の色を決める前に、次の項目でインテリアの配色比率の基本をざっくりと把握しておきましょう。
インテリアの基本の配色比率とは
インテリアの配色は、
① ベースカラー(基調色)
② アソートカラー(従属色)※メインカラーと呼ぶ場合もあり
③ アクセントカラー(強調色)
の3つで構成されています。
これらの黄金比率は
ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー = 70:25:5 (%) |
といわれており、この比率を意識して配色を考えれば、失敗が少なくセンスの良い配色でまとめやすくなります。
ちなみに各配色の内容は次のようになっています。
【各配色の内容】
ベースカラー | 配色で一番面積が大きく、全体の基礎となる色 (天井、壁、床) |
アソートカラー | インテリアの主役となる色 (建具、家具全般、カーテン、ラグ等) |
アクセントカラー | 空間のアクセントとして引き立て役となる色(クッション、ソファーカバー、絵画、オブジェ等) |
建具の色の選び方は?
このようにインテリアの主役となる建具の色ですが、どの様に決めていけばよいのでしょうか。
選び方のポイントには次の3つが挙げられます。
① 床の色
② 壁の色
③ 置きたい家具の色
これら3つを意識して建具の色を選ぶとよいでしょう。
「床の色」か「壁の色」に合わせると失敗が少ない
建具の色の選び方の基本として、「床の色」または「壁の色」に濃さや色味を合わせると失敗が少ないと言われています。
たとえば床の色に合わせる場合、ダークカラーの床であれば建具もダークカラーに、明るく黄味のある床であれば建具も同様の色味に、というように合わせます。
床の色と建具の色の濃さや色味を合わせることで、空間に統一感がうまれます。
また、床ではなく壁の色に合わせるという選び方もあります。
壁の色はだいたい白色系が多いですが、壁の色に合わせて建具も白色系にすると室内がすっきりとした印象になり、広く感じさせることもできます。
建具が白色系の場合、床がどんな色であっても違和感なくマッチし、配置する家具のカラーもナチュラル系からモノトーン系まで比較的合わせやすく色を選びません。
置きたい家具がある場合はその色に合わせる
床の色や壁の色に合わせる以外に、「家具の色」に合わせて決める選び方もあります。
これはあらかじめ置きたい家具が決まっている方や、置きたい家具のイメージがある程度固まっている方におすすめの選び方です。
たとえば新居には「ウォールナット無垢材」のダイニングテーブルを置きたいとお考えの場合は、建具もウォールナットに準ずるような濃さ、あるいは色味に合わせると、それぞれがバラバラにならずまとまりがでます。
床の色と建具の色を揃えたくない場合にも置きたい家具の色味にあわせたり、キッチンカウンターや階段の笠木等と合わせるなど、床以外の家具等と連動した建具の色を選ぶとよいでしょう。
建具の色はバラバラでもいいの?
一般的に建具の色は住宅内で統一することがほとんどですが、好みによってバラバラにすることももちろん可能です。
よく用いられるのがリビングへの入り口となるドアを他の建具とは変えて好みの色にするケースです。
くすみ系の色やシックなブルー系の色にすれば、おしゃれ度がグッと上がるといった効果もあります。
また、意外と多いのが、子ども部屋のインテリアは子どもの好みに合わせて選んだため、床や建具の色が他の部屋と異なるというように、1階部分と2階部分とで色を分けて取り入れるケースです。
たとえば住宅全体ではラグジュアリーな雰囲気だけど子ども部屋は明るい雰囲気にしたい、という場合などは子ども部屋のクローゼットのドアや床の色を変えるだけでも随分印象を変えることができます。
住宅全体のバランスで見た場合、廊下等から見えるドアの色は揃えたほうがまとまりはあるので、1階廊下、2階廊下などで視界に入るドアの色はなるべくそろえたほうがよいかもしれません。
その他には和室や畳コーナーはその雰囲気に合った収納扉の色に変えているというパターンもあります。
その場合は色だけでなく質感も変えるなどして調和を図るとよいでしょう。
ケース別おすすめの建具の色
それでも建具の色で迷ってしまう場合の為に、建具の色から得られる効果や印象といった特徴をもとに、「こんな雰囲気にしたい」「こんな効果が欲しい」といったケース別におすすめの建具の色をご紹介します。
建具の色は、建具のメーカーによって名称が異なるため、色の濃淡や色味でご紹介していきたいと思います。
高級感を出したい場合は濃い目の色がおすすめ
お部屋に高級感や重厚感を出したい場合は、濃い茶色や黒などの濃い目の色味がおすすめです。
一般的な木目の建具では、「黒」や「ダークブラウン」「ウォルナット」のような濃い色になるほど高級感や重厚感のある落ち着いた印象になります。
濃い茶色の中でも、黄味と赤味では赤味がかっている方がより上質さや高級感を出すことができます。
ラグジュアリーな雰囲気や今人気のホテルライクなインテリアが好みの方は、濃い目な色の建具にするとよいでしょう。
ナチュラルさを出したい場合は明る目の茶色がおすすめ
ナチュラルな雰囲気を出したい場合は、明るめの茶色がおすすめです。
黄味のある茶色であればよりナチュラルで、明るくなるほどに若々しくカジュアルな印象になります。
また、濃い目の色と比較して部屋をより広く感じさせる効果もあります。
建具の素材が無垢材などであれば、ナチュラルさの中に上質さも感じることができるでしょう。
広くみせたい場合は壁紙と同じ色がおすすめ
先でも少し触れましたが、建具を壁と同じ系統の色にすることで建具が目立たず、室内をより広くすっきりと魅せることができます。
一般的に壁の色は白色系が多いですが、白壁に白い建具を用いると建具の色による圧迫感が軽減され、室内全体を広く明るく見せる効果があります。
白色系のなかでも真っ白な色の建具であれば洗練された印象に、ほんのり木目のあるベージュがかった色の建具であればすこしソフトでナチュラルさや温かみを加えることができます。
壁が木目の場合でも、建具も同じような木目にすることで面が分断されず、広く見せる効果があります。
床の色と建具を揃えるとバラバラせず統一感が出せるのですが、濃い目の色で合わせた場合、部屋の広さによってはまれに圧迫感が出て狭く感じてしまうケースがあります。
そんな場合には壁の色と建具を合わせてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は室内の建具の色について、選び方やケース別のおすすめの色をご紹介しました。
一番大切なのは住んでいる家族が心地よく満足できる空間であることです。
建具の色で迷われている方は配色の基本や失敗の少ない選び方を少しだけ意識して、好みに合う、かつチグハグ感のない快適なお住まいを目指されてみてはいかがでしょうか。
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