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【ZEH住宅】後悔ポイント5選|後悔しないためにできることは?

ZEH住宅で後悔しないためのポイントを紹介

近年、省エネで環境にも優しい家が建てられる「ZEH住宅」が人気を集めています。

しかも、ZEH住宅は補助金給付の対象にもなるため、「ZEH住宅で夢のマイホームを建てたい!」と考える人は多いでしょう。

ですが、せっかくZEH住宅を建てたのに「思うようにならなかった」と後悔する声もあるのです。

そこでこの記事では、ZEHの家づくりで後悔されがちなポイントと、後悔しないために知っておきたい対策について解説していきます。ぜひ参考にしてください。

ZEH住宅ってどんな家?

ZEH住宅

 

ZEHは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、「ZEH住宅」は太陽光発電による電力創出・省エネルギー設備の導入・外皮の高断熱利用などにより、生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る住宅を指します。

そして、ZEH住宅は、以下の3つの要素をもとに成り立ちます。

  • ▶︎省エネ:専用のシステム「HEMS(Home Energy Management System)」を用いることで、家庭内で使用している電力量や稼働状況、太陽光発電による発電量などを確認する。
  • ▶︎断熱:高性能の窓や高断熱材を利用することで、エネルギー効率の良い住宅を目指す。
  • ▶︎創エネ:太陽光発電などを用いてエネルギーを生み出し、生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーの方が多くなる住宅を目指す。

関連記事▶︎今注目のZEH住宅にもデメリットはある?どんなメリットが得られるの?

施工事例

ZEH住宅の後悔ポイント5選

広い家でよかったか悩む人

ZEH住宅を選択することで、光熱費削減や災害時用の非常電力としての活用、快適な住環境など多くのメリットがあります。

ですが、中には思うような結果に至らず、後悔しているという声もあります。

一体、ZEH住宅にはどのような後悔があるのでしょうか?次の5つについて解説していきます。

  • ▶︎理想の間取りやデザインにならなかった
  • ▶︎太陽光パネルのメンテナンス費が重くのしかかる
  • ▶︎耐震性が心配
  • ▶︎機器の取り扱いが難しい
  • ▶︎空調設備を設置し過ぎた

理想の間取りやデザインにならなかった

ZEH住宅は、高い断熱性を実現させるために、高性能の窓や高断熱材を使用することが求められます。

しかし、それは同時に温度変化が起きやすい開放的な窓や吹き抜け、広々としたリビングなどは設置するのが難しくなるということにもなります。

また、太陽光パネルを設置することが条件とされている以上、十分な発電量を確保するためにある程度まとまった屋根面積も必要です。

こうした制限があることから、思うような間取りやデザインにすることができなかったと感じる方も少なからずいるようです。

太陽光パネルのメンテナンス費の負担が大きい

ZEHの家を建てる場合、太陽光発電を導入する必要がありますが、太陽光パネルは定期的な点検やメンテナンスが義務化されており、それに毎回大きなコストがかかります。

具体的な点検スケジュールはメーカーや設置状況にもよりますが、設置後1年経過したら実施し、その後は3〜4年ごとに1回のペースで行うことが必要とされています。

そして、点検は専門家に依頼することになるため、その都度10万円程度はかかることが多いです。

確かに、太陽光パネルは設置することで、自宅でエネルギーを賄えることから光熱費削減につながります。

ですが、こうした点検・メンテナンス費を考慮しておかないと、思わず出費につながり、後悔することになるようです。

耐震性が心配

太陽光パネルは、その維持コストだけでなく、耐震性を心配する声も大きいようです。

事実、太陽光パネルは1枚あたり約15kgの荷重があるとされており、仮に20枚設置すると300kg程度、架台などのパーツを含めるとおよそ400kg以上の重さが屋根や壁、柱、基礎部分にのしかかります。

そして、日本は地震発生が多い国です。万が一大きな地震が起きた場合、こうした太陽光パネルの重量が耐震性に影響を与えないのか、不安に感じる声が少なくないのも実情です。

機器の取り扱いが難しい

先ほども解説したように、ZEH住宅を建てる際は「HEMS(ヘムス)」という設備の導入が必要になりますが、このHEMS取り扱いの難しさも後悔ポイントになるようです。

HEMSは、太陽光発電システムや給湯器、その他の家電製品などと接続することで、消費エネルギーを常に管理・モニタリングしたり、家中の消費エネルギー量を一括してコントロールすることで自動的にエネルギー消費量を最適化したりする画期的なシステムです。

ですが、実際にZEH住宅に住み始めた方の中には、これらの操作や電力の見方がわからず、効率的なエネルギー管理を諦めてしまった方も少なくないと言われています。

空調設備を設置し過ぎた

ZEH住宅を建築した方にありがちなのが、空調設備を多く設置し過ぎてしまったという後悔です。

先ほども解説したように、ZEH住宅は非常に断熱性能に優れた住宅です。そのため、空調設備の設置数を抑えられるのが一般的ですが、設備段階では本当に必要な設置数がわからず、「使わないエアコンまで設置してしまった」というケースはよくあります。

しかし、今まで築年数の古い低断熱の家に住んでいた方は、あちこちにエアコンなどを付けすぎて、結局使わず無駄になってしまうというケースが少なくないと言います。

【ZEH住宅】後悔しないためにできることは?

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ここまで、ZEH住宅にありがちな後悔について解説してきましたが、どうすれば後悔せずに済むのでしょうか?次の3つのポイントについて解説していきます。

  • ▶︎維持費をあらかじめ想定しておく
  • ▶︎補助金制度を利用する
  • ▶︎ZEH住宅建築の実績が豊富なハウスメーカーに依頼する

維持費をあらかじめ想定しておく

ZEH住宅は、省エネにつながる分、太陽光パネルをはじめとした設備には維持費がかかることが多いです。

そのため、こうしたランニングコストがあることを理解し、どれくらいの出費になるのかあらかじめ把握しておくことが大切です。

また、こうしたことを見越して、出費を抑えられる部分は節約できるよう、ハウスメーカーとよく打ち合わせしておくことも必要になるでしょう。

補助金制度を利用する

ZEH住宅には、国土交通省・環境省・経済産業省の連携により実施されている補助金制度があり、条件を満たせば補助金を受け取ることができます。

具体的な金額などはその年や住宅の区分によっても異なりますが、60〜115万の補助金を受け取ることができるとされています。

ZEH住宅建築は、通常の住宅よりも建設費用が高額になる傾向が強く、なおかつ長期的なメンテナンス費用などもかかることから、この「ZEH住宅補助金」はぜひとも利用した方が良いと言えるでしょう。

ZEH住宅建築の実績が豊富なハウスメーカーに依頼する

ZEH住宅を建てる際は、建築実績の豊富なハウスメーカーに相談しましょう。

ZEH住宅は、その条件を満たすためにさまざまな制約が設けられています。

しかも、一般住宅よりも建築費が高くなる傾向が強いため、条件を満たしながらもより建築費を節約し、なおかつ顧客の要望に応えるプランを提案してくれるハウスメーカーに依頼することが、とても大切になります。

また、こうしたハウスメーカーは補助金申請の経験も豊富なので、そういった点でも心強い味方になってくれるでしょう。

まとめ

注文住宅の購入を検討している人の画像

今回は、ZEH住宅建築でありがちな後悔と、後悔を避けるためのポイントについて解説しました。

ZEH住宅は、その断熱性能の高さから、光熱費削減などメリットが多い住宅です。ですが、中には思うような結果にならず、後悔したというケースも少なくありません。

本記事を読んでいる方の中で、「ZEH住宅を建てたい」と考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてZEH住宅で後悔しないよう準備を進めてください。

 

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これまでの豊富な施工経験から、理想的なZEH住宅づくりをお手伝いします。

また下記では君津住宅の施工事例なども紹介しています。

さらに木更津と鎌取にはモデルハウスもございますので、ぜひ一度お越しください。

【君津住宅の施工事例】

【鎌取モデルハウス】

住所 : 千葉県千葉市緑区鎌取町54-1他
電話 : 043-291-1500
アクセス : JR「鎌取駅」より徒歩6分

【木更津モデルハウス】

住所 : 千葉県木更津市貝淵3-13-49
電話 : 0438-20-3771
アクセス : JR「木更津」駅より徒歩22分。館山自動車道「木更津南IC」より約6分

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監修者情報

(株)君津住宅 編集チーム

(株)君津住宅 編集チーム

【許可・登録】
建設業許可 千葉県知事(般-2)第34254号
宅地建物取引業免許 千葉県知事(8)第11486号

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