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注文住宅
【田舎の戸建て】建てる上での4つの注意点を解説│後悔を避ける方法も紹介
>施工事例:日々の暮らしをよりアクティブに「アーリーアメリカンスタイル」
「田舎に移住して、戸建て住宅を建てたい」と思う人は多いでしょう。
特に、都内で公共交通機関の混雑に辟易している人、床面積の小さな賃貸住宅に不満を感じている人は、田舎の戸建て住宅に移ることで不満の大部分を解消できるかもしれません。
一方で田舎に戸建て住宅を建築する場合、想像していなかったところでトラブルに発展する可能性があります。
そこで本記事では、田舎に戸建て住宅を建築する際に気をつけておくべき点を紹介します。
注意点を把握して、田舎への移住で後悔を抱えないようにしましょう。
コラムのポイント
・4つの注意点を意識して土地探しを
・田舎のトラブルを避けるには、以下の2つが特に効果的
「土地購入の前にハウスメーカーを決める」
「田舎と都会の中間地点を選定」
Contents
田舎に戸建て住宅を建てたい!注意点は?
田舎で戸建て住宅を建築する場合、気にするべき注意点は以下の4つです。
- 法規制があり家を建てられないケースに注意
- 農薬の散布・家畜の匂いに注意
- 土地独特のルールの有無の確認
- 売却したくでも売れない場合も
>関連コラム:【移住失敗】2つの原因と5つの対策│満足できる移住にするコツとは?
法規制があり家を建てられないケースに注意
1つ目は「土地を購入したが、法規制があって家を建築できない」ケースです。
日本では家を建てるために、建築確認という申請を行う必要があります。
申請の中で、様々なチェック項目があり、満たしていない場合、建築の許可が下りません。
市街化調整区域に入っている
たとえば「市街化調整区域に入っている」場合です。
日本の中で利用しやすい土地は大まかに、市街化区域と市街化調整区域に分けられます。
市街化区域は、市街化を促進する地域で、市街化調整区域は水田や畑などを残して市街化を抑制する区域です。
市街化調整区域では、特殊な場合を除いて建築ができません。
田舎は市街化調整区域に分けられるエリアも多いので、調整区域に入っていないことを確認しましょう。
現状の地目が「農地」である
建築を予定している土地の登記簿を確認したとき「地目が農地」だと、建築が難しい場合があります。
農地に自宅を建築する場合は、地目を農地から宅地に転用する必要があり、そのために農地転用許可を受ける必要があります。
農地には様々な種類があり、場合によっては原則許可を受けることができず、建築できない場合も。候補の土地は本当に建築できるのか、購入前に確認が必要です。
急傾斜地崩壊危険区域に入っている
崩落を起こす可能性のある崖の下部・上部にある土地の中には「急傾斜地崩壊危険区域」に定められる場所があります。
名称のとおり急傾斜で、大雨などで崩落を起こす可能性があるとされる地域で、都道府県知事の許可を得なければ建築が許可されません。
許可を受けても、対象区域が危険であることに変わりはないので、避けるべき土地といえます。
農薬の散布・家畜の匂いに注意
2つ目は、自然豊かな生活を目指して田舎に移ったとき「農薬の散布・家畜の匂い」といった農業・畜産業に由来する匂いなどが気になる場合です。
大規模な農業を行っている場所なら、多くの農地では農薬の散布を行っています。
人体に影響のない農薬が使用されてはいますが、気になる人もいるでしょう。
また、畜産業が営まれている田舎では「匂い」の問題が出る場合も。
風向きによって匂いを感じない日もあるので、何度か土地を見に行くことをおすすめします。
土地独特のルールの有無の確認
3つ目の、田舎の土地を選定する上で確認しておきたいことは「地域の独自ルール」です。
多くの田舎では、自治会の土地や道路沿いなどの草刈りを地元住民がボランティアとして行っています。
ほかにも消防団や地域のお祭への参加を求められる場合もあります。
こうした独特のルールで消耗しないよう、事前にルールの有無を確認しましょう。
土地の売却に関する問題の発生
注意点、4つ目は「土地を売却したくても売れなくなる場合があること」です。
田舎に引っ越したあと、雰囲気や空気が合わない場合もあるでしょう。都会へと戻りたいと思い、土地を売却しようとしたとき、次の3つの問題が発生します。
土地は需要が低く売却できない
田舎の土地は購入希望者が少なく「売却したいと思ったときに売れない」場合があります。
土地を現金化して引っ越したいと思ったとき、すぐに売れないと困る場面も出るでしょう。
固定資産税を払い続ける必要がある
建物・土地を売却できず所有し続けると「固定資産税を支払い続ける必要」が出てきます。
田舎では土地の固定資産税評価額が低い傾向にありますが、それでも土地の面積が大きければ経済的な負担になる可能性があります。
都会に引っ越しても維持管理費用が必要
建物・土地が売れない場合や、一時的に都会へ移る場合でも「庭の草刈りを中心とした維持管理」が必要になります。
自分で維持管理作業をする場合でも費用はかかりますし、業者に委託する場合はさらに高額な費用がかかります。
田舎の戸建ての注意点。後悔を避けるにはどうすればいい?
田舎へ移住し戸建て住宅を建築する場合に、注意するべき事柄を紹介しました。
では、こうした注意点を回避して後悔しないためには、どうすればよいのでしょうか。
>関連コラム:【田舎暮らしはデメリットしかない】訳ない!原因と対策を知ってデメリットを解消!
土地購入の前にハウスメーカーを決める
1つ目の対策は「土地を購入する前にハウスメーカーを決める」ことです。
ハウスメーカーは注文住宅を建築するとき、建築基準法に則った設計をしているか「建築確認申請」を受けます。このとき、市街化調整区域の範囲外かどうかなど、法令面のチェックも受けます。
また、ハウスメーカーは施工範囲内で何軒もの家を建てているので、地域の実情を詳しく知っています。
法令関係から地域のルールまで、土地購入について相談できる心強いパートナーになるでしょう。
田舎と都会の中間地点を選定する
2つ目の対策は「田舎と都会の中間地点を選定する」ことです。
先述した「市街化調整区域」や建物を建てられない「農地」は、広大な畑が広がる田舎に多く設定されています。
一方で建物がポツポツと建っていてコンパクトな農地が広がるエリアでは、建物を建てられない土地は多くはありません。
また、田舎と都会の間のエリアでは、都会から移住してきた人も多くいて、地元独自のルールが強くない場合があります。
域外から入居してきた人にとって、過ごしやすい雰囲気になるでしょう。
>関連コラム:【トカイナカ】ってなに?8つのメリットデメリット・おすすめの自治体を紹介します
使い勝手のよい土地を購入する
土地を選ぶ際には、幹線道路が近くにある「使い勝手のよい土地」を購入する意識も大切です。
田舎であっても、買い物施設が近くにあったり幹線道路が近かったりすれば、土地を購入したいと思う人が出てきます。
他の土地に転居することになっても、比較的早めに売却できるでしょう。
そもそも買い物や交通の利便性が優れていれば、日々の生活も楽になります。
土地を購入する前に境界を確定させる
都会でも田舎でも、境界がはっきりしていない土地がありますが、トラブルに発展する可能性があります。
「境界を明確にしてから土地を購入」することで、購入後の境界問題に起因する隣人トラブルを避けられます。
まとめ│田舎の戸建て。留意事項に注意して建築を
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田舎に一戸建てを建てる場合に注意したい事柄、および対策について解説しました。
自然が豊富で土地も広い田舎は、戸建て住宅の建築にぴったりです。
しかし、土地は一度購入すると好きなタイミングで売却できず、購入に後悔を抱えてしまうことも。
対策として特に有効なのは「先に相談できるハウスメーカーを決めること」です。
心配する事柄が生じたら気軽に相談できる相手を見つけて、不安なく土地購入、そして注文住宅を建築しましょう。
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