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注文住宅
「プチ移住」とは│5つのメリット・4つのデメリットを紹介
「移住したい!」
こう思っても、すぐに行動には移せません。
その理由は、移住は転職・転居を伴い、生活がガラリと変わるためです。
生半可な気持ちでは移住先を決めることはできず、移住への一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが「プチ移住」です。
本記事では移住を体験できるプチ移住について、メリット・デメリットなどの特徴を解説します。
>関連コラム:【移住失敗】2つの原因と5つの対策│満足できる移住にするコツとは?
プチ移住とは?
はじめに「プチ移住」とは、どんな種類の移住なのか紹介します。
一般的な移住との違いを認識しましょう。
お試し的な短期間の移住
プチ移住は「短期間の移住」を指します。
一般的な移住は元の家を売り払ったうえで、新たに家を建てるか中古住宅を購入し、生活の拠点を新しい住まいに移すこととなります。
一方でプチ移住は元の家を残したまま、半年や一年といった短い期間だけ移住します。
永住が目的でなく「体験」が目的
移住の期間が短いことから分かるとおり、プチ移住の目的は「永住」ではなく「体験」です。
家を建てて拠点を移す場合は大きな費用と手間がかかりますが、プチ移住なら最小限の荷物で移り住み、移住先の雰囲気が合わないと感じたら、元の住まいに戻れます。
こうして移住後の生活を体験することで、移住後の生活のミスマッチを防げるのです。
リフレッシュ目的で行われることも
プチ移住は、最終的には完全な移住を目的とすることが多いですが「リフレッシュ目的」で行われることもあります。
リフレッシュが目的である場合、参加者は田舎の生活を一時的に楽しむことができ、主催者である自治体は地域の魅力を伝えて、潜在的な移住希望者を増やせます。
「プチ移住」メリットはなに?
短期間の移住を体験できる「プチ移住」。どんなメリットがあるのでしょうか。
経験したことのない暮らしを体験できる
1つ目のメリットは「経験したことのない暮らしを気軽に体験できる」ことです。
都会に住んでいる人の多くは、田舎での暮らしを経験したことがないでしょう。
また、経験しようと思っても、移住するには多大な手間と費用がかかります。
一方でプチ移住であれば、少ない手間と費用で、今までの人生で経験したことがない、田舎の暮らしを体験できます。
どんな暮らしが自分に合っているのかが分かる
2つ目のメリットは「自分に合う暮らし方が分かること」です。
都会に住んでいて田舎での暮らしに対する憧れを抱いている人は、実は田舎での暮らしが向いていない可能性があります。
田舎での生活は、利便性の低下などを始めとするデメリットもあります。
移住したあとにデメリットを感じて後悔するかもしれません。
プチ移住で、移住を検討している地域で試しに生活を送れば、その地域での暮らしが自分に合っているか確認できます。
移住先の候補を絞り込む材料にできる
プチ移住した先での生活が合わなければ、元の住まいに戻れば問題ありません。
そしてプチ移住は一つの地域だけでなく、複数の地域を対象に行えるので「移住先の候補が複数ある場合に、プチ移住を繰り返して移住先候補を絞り込む」ことができます。
移住は住んで生活して初めて分かることも多いので、短期間のプチ移住で移住の失敗を防げるのです。
>関連コラム:田舎生活で感じる『3つのいいとこ・7つの後悔ポイント』│移住の検討中に気になる6つの疑問にも回答
体験プログラムが設置されている自治体も
移住希望者を積極的に取り込みたいと考える自治体の中には「体験プログラム」を運営している地域もあります。
体験プログラムとは、地域にすでに移住している人や地元住民との交流会を開催したり、自治体の移住担当者から細かな説明が聞けたりするイベントです。
中には移住を体験するための宿泊施設を準備している自治体もあり、効率的に情報を収集できるとともに、生の声を聞くこともできます。
>関連コラム:【千葉県への移住に使える補助金は?】千葉県移住で使える8つの補助金紹介と注意点も解説
住む場所を変えて気分を一新できる
すぐに移住したいと思っていない人も、プチ移住を利用して「住む場所を変えることで気分を一新」できます。
テレワークの普及が進んでいる昨今、引っ越しへのハードルは低くなっています。リフレッシュのつもりで複数の自治体を渡り歩いてもよいでしょう。
様々な地域での暮らしを体験して、最後に永住する地域を決めるのも手です。
「プチ移住」デメリットはなに?
ここまで述べたように、複数のメリットがあるプチ移住ですが、デメリットもあるので紹介します。
>関連コラム:【田舎暮らしはデメリットしかない】訳ない!原因と対策を知ってデメリットを解消!
元の住まいと二重で住居費がかかる場合がある
プチ移住は元の住まいを残したまま、移住先に移るため「住居費が二重でかかる」場合があります。
プチ移住のメリットのひとつは費用を抑えられることです。
このメリットを活かすために、拠点となる住居を実家にしたり、家賃の安価な住まいにすることをおすすめします。
プチ移住を繰り返すと段々費用が嵩んでくる
家賃に加えて「引っ越しを中心とする費用が嵩む」点もデメリット。
プチ移住を繰り返すと、引っ越し代金や車の処分・購入費用など、各種費用が嵩みます。
こうした出費を避けるために、ある程度候補となる移住先を絞った方が効率的に永住先を見つけられるでしょう。
移住先を決めきれなくなってしまう
複数の自治体に居住すると、自治体ごとのよさだけでなく、悪い点も目に付きます。
その結果「移住先を決めきれなくなる」ことも。
注文住宅を建築するときの土地選びと同様に「絶対に達成したい要望」と「できれば達成したい要望」とをリストアップして、条件の取捨選択を行う必要があります。
手間・労力がかかってしまう
プチ移住は「手間と労力がかかります」。
移住先に提出する各種書類や郵便物の転送手続き、引っ越しの手配など、移住のたびに事務手続きが必要になります。
こうした手続にストレスを感じると、移住自体に嫌気が差して「元々住んでいた地域に住めばいいかな」と感じる可能性があります。
各種作業に手間を感じる人は、プチ移住の候補先を最小限に抑えることをおすすめします。
まとめ│プチ移住で気軽に移住体験を
>思わず自慢したくなる、ヴィンテージスタイルの家(千葉県富津市)
移住を計画している一方で、完全に移住することに不安を抱いている人におすすめできる「プチ移住」について解説しました。
数週間、数ヶ月単位で試しに移住するプチ移住は、移住を検討中の人にぴったりの選択肢です。
移住先での生活は、実際に暮らしてみなければ分かりません。
「実際に暮らす」を気軽に、そして少ない費用で実行できるプチ移住を検討してみましょう。
>関連コラム:【トカイナカ】ってなに?8つのメリットデメリット・おすすめの自治体を紹介します
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