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「総二階の間取りは難しい?」3つの理由と5つの解決方法を紹介!
>施工事例:優しさ溢れる空間で暮らしを楽しむ素敵なお家(千葉県)
これから新築住宅を建築する人は、外観や内装のデザインとともに「間取り」についても悩んでいるでしょう。適切な間取りが作れれば、日々の生活を快適に送れるようになりますし、家の外観や内装のデザインも整います。
優れた間取りを作るのは難しいものですが、特に「総二階の間取り」は難しいもの。本記事では、総二階建ての間取りを持つ注文住宅を建築するときに悩んでしまう、3つの理由と5つの解決方法を紹介します。
建築コストが割安であったり、地震に強かったりとメリットの多い総二階建て。コツを勉強して納得いく間取りを手に入れましょう。
コラムのポイント
・総二階の間取りが難しい理由は「外観・寸法・土地」の3つ
・5つの解決法を用いて解消しよう
Contents
総二階の間取りが難しい3つの理由とは?
はじめに、総二階建てで注文住宅を建築する場合に、どうして間取り作りが難しいのか、理由を考えてみましょう。
ありきたりの外観でダサく感じてしまう。
1つ目の理由は「外観がダサく感じられる」からです。
全ての総二階建てがダサい訳ではありませんが、何も考えずに建ててしまうと、ダサい外観になってしまう可能性があります。
総二階建ては外観に凹凸が乏しいため変化をつけづらく、のっぺりとした外観になってしまいます。また、建築コストが安価な総二階建ては、ローコストな建売住宅で導入されることが多いことから、他の住宅と似通ってしまい、ありきたりな外観だと思われるかもしれません。
>関連コラム:総二階でのっぺり外観の家になるのを回避するコツ|おしゃれな注文住宅の作り方
1階と2階の寸法合わせが難しい
2つ目の理由は「1階と2階の寸法を合わせるのが難しい」ことです。
自然に間取りを描くと、1階の間取りは2階の間取りより大きくなりがちです。その原因は1階に配置するべき部屋の多さ、大きさにあります。1階には、玄関・LDK・浴室・洗面室・トイレなど、生活する上で不可欠な部屋を配置する必要があります。一方で二階に配置する必要があるのは、寝室や子ども室程度です。
納戸やWICなどを配置するケース以外では、どうしても1階の床面積が二階に比べて大きくなってしまいます。
土地利用上の制限を受けやすい
3つ目の理由は「建築基準法上の制限を受けやすい」ことです。
注文住宅は、自分の土地であれば自由に建築できる訳ではありません。道路斜線、北側斜線など、住宅の高さを制限する法律を守りつつ建築する必要があります。
平屋や一部二階建ての住宅の場合は、高さ制限がかかる範囲に平屋部分を配置すれば、問題なく建築許可が下りるでしょう。一方で総二階建ての場合は、建物の高さが一様であることから、制限に引っかかりやすくなります。
総二階の間取り、5つの解決方法!
こうした間取りづくりの難しさがある総二階建てですが、それぞれの悩みを解決する方法はあります。主に5つの方法を、紹介していきます。
外壁の素材や色味で特徴を出す
外観の単調さを消すためには「素材や色味で特徴を持たせる」と効果的です。複数の色味を用いることでデザインを演出でき、使用する色によって施主の個性を出せます。
色使いは外壁に限った話ではありません。外壁は爽やかな青色で、窓枠や屋根の縁を白にすることで、清涼感あふれる外観を獲得できるでしょう。
>施工事例:暮らしやすさもデザインも!こだわりのアメリカンスタイル(千葉県)
事例では、青と白に加えて、玄関ドアの木調の雰囲気も、おしゃれの演出に一役買っています。総二階建ての外観の単調さは、色づかいで解決できるかもしれません。
バルコニー・軒・庇で特徴を出す
色味や素材のほか「バルコニー・軒・庇」といったパーツを利用するのも手です。
建物本体自体は総二階ながら、大きく張り出した軒・庇のおかげで外観にアクセントがつき、総二階に見えないおしゃれな外観になるでしょう。
特に、施工事例のようなアメリカンスタイルの住宅においては効果的です。アメリカンスタイルの住宅は、元々玄関前に大きな軒を出す例が多く、デザインの方向性が一致します。
また、事例のように玄関前に大きく軒を出すと、優れた外観を獲得することに加えて、実用性の向上を図れます。玄関への出入りのとき雨に濡れる心配はなくなりますし、傘やカッパなどを干すスペースとしても利用可能です。園芸用品や外用の遊び道具を置く多目的スペースとしても活躍するでしょう。
外構デザインで特徴を出す
建物本体ではなく「外構のデザインにこだわる」ことで、建物自体の見た目をよくする手段も考えられます。注文住宅の外観は建物本体だけで構成されている訳ではありません。
アプローチやカーポート、植栽や車に至るまで、様々な要素で構成されています。「建物が完成したときはパッとしなかったけど、外構が完成してから見違えた。」近所にこのような注文住宅もあるのではないでしょうか。
>施工事例:日々の暮らしをよりアクティブに「アーリーアメリカンスタイル」(千葉県千葉市)
アーリーアメリカンスタイルの注文住宅の本事例は、アプローチや門柱の素材にも気を使っていて、アンティークな雰囲気を漂わせています。優しい緑の植栽も雰囲気を和らげるのに一役買っていて、柔らかな印象の演出に成功しています。
この写真の同じ場所で、外構がある場合とない場合を比べると、雰囲気が大きく変わることは想像に難くありません。
2階に上げられる部屋・機能を探す
室内の間取りを考えると「いかに2階に機能を上げてしまうか」という視点がカギを握ります。先述したとおり、順当に部屋を配置していくと、1階の方が大きくなることは明らかです。無理なく総2階を実現するためには、1階の部屋を2階に上げるのが効果的です。
たとえば、利用しやすいようにと1階に配置していた納戸。洗濯物を畳んだり、第二のリビングとして使えるよう配置した和室。こうした部屋を2階に移せれば、1階の床面積は小さく、2階の床面積は大きくできるでしょう。
>関連コラム:家事動線のよい間取りのポイントとは|30坪前後の実例もまじえてご紹介
間取りが難しければ一部二階建てを選択
1階の機能を2階に移しても、それでも総二階建てにするのが、間取りの面から厳しい場合もあるでしょう。そのときは「一部二階建てを選択」しましょう。
2階の床面積が不足して総二階にならないと、無理やり部屋を大きくしたり増やしたりすると、建築費用が高額になり後々の掃除も大変になります。特に子どもが独り立ちしてからは、部屋を大きくしたことに後悔を抱えるかもしれません。
一部二階建ての家は、上記事例のように建物の手前側の高さを抑えられます。来訪者が建物に対して感じる圧迫感を軽減できることから、外観デザインの向上にも効果を発揮します。また、屋根の一部をバルコニーとして活用すれば、布団を干すためのスペースとして利用価値が生まれます。
建物の高さ制限を受ける土地の場合も、一部二階建てにすることで制限を避けられるかもしれません。総二階のメリットは多いですが、臨機応変に一部二階建ても検討してみましょう。
まとめ│総二階は臨機応変に導入を
>木の温もりを大切に「可愛い南欧風スタイルの家」(千葉県千葉市)
施工費用の割安さや耐震性のメリットなどから選択されやすい総二階建てについて、間取りを考える難しさと解決方法を紹介しました。どうしても広くなりがちな1階、対して小さくなりがちな2階。扁平でのっぺりとした印象になりがちな外観。こうしたデメリットは間取りを工夫することで解消可能です。
もしも注文住宅を検討中のあなたが、総二階建てに興味を持っているなら、総二階を建築した経験の多いハウスメーカーに依頼することをおすすめします。経験の多さから提供されるノウハウを頂戴して、理想の総二階建て住宅を建築しましょう。
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あらゆるご相談への対応、そしてきめ細かいサービスと幅広いラインナップで、お客様に合った理想の住まいづくりにお応えいたします。
木更津・鎌取の二か所には外観と間取りを体感できるモデルハウスもございますので、ぜひお気軽に活用ください。
住所 : 千葉県千葉市緑区鎌取町54-1他
電話 : 043-291-1500
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住所 : 千葉県木更津市貝淵3-13-49
電話 : 0438-20-3771
アクセス : JR「木更津」駅より徒歩22分。館山自動車道「木更津南IC」より約6分
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