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【どんどん高くなる注文住宅】予算オーバーしたら削るところ9つを紹介!
「注文住宅、希望を叶えてたらどんどん高くなる…!!」こうして予算オーバーに悩む人も多いのではないでしょうか。実は注文住宅の予算オーバーは誰もが一度は悩む問題で、解決するのが難しいものでもあります。
本記事では注文住宅の予算オーバーについて、費用を節約できるポイントを「土地・建物・設備」の3つに分けて解説します。土地やハウスメーカー選びで困っている人にとって有益な情報をお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
削るところ9選【土地編】
予算をオーバーしたとき、削れるポイントを土地の観点から解説します。土地の候補地が決まっていても焦ってはいけません。土地に費用をかけすぎれば、建物の規模を縮小せざるを得なくなり「もっと建物に費用をかければよかった」と後悔につながるからです。
エリアにこだわりすぎない
土地の費用を抑える方法、1つ目は「エリアにこだわりすぎない」ことです。この学区がいい、以前住んでいて居心地がよかった、知人に勧められた。様々な理由で土地選びのエリアを限定しますが、限定してしまうと土地にかかる費用も決まってしまいます。土地にはエリアごとに相場があるからです。
ここでエリアを絞らず広めに土地探しをすることで、条件に合った安価な土地に出会えるかもしれません。土地探しの初期段階や、条件に合う土地が見つからない場合は特に、範囲を広げて様々な金額・条件の土地を見てみましょう。
>関連記事:東京の注文住宅は狭くて高い?価格相場や土地の広さについて徹底解説
土地の形は不整形を選択
2つ目は「不整形の土地」を選択することです。正方形に近い土地は人気が高いので、売りに出されればすぐ購入され、売れ残っても高額な場合が多いもの。一方で三角形の土地や旗竿敷地など、特殊な形をしている土地は決められた寸法で設計するハウスメーカーが苦手とするので安価に売り出されている場合があります。
「家を建てる土地は四角形」と考えず、特殊な形の土地でも実際に見て判断してみましょう。
高低差のある土地は避ける
3つ目は「高低差のある土地は避ける」こと。高低差のある敷地で住宅を建築すると、土留めや階段など平地なら本来不要な施設を設置する必要が生じ、高額な費用を請求されます。
高低差の程度によって建築費用は大きく変わるので、相談できるハウスメーカーがあるなら土地についての意見を求めてみましょう。
削るところ9選【建物編】
続いて、建物や外構に関連してコストダウンする方法を3つ紹介します。建築費を抑えるためには、建物も外構もシンプルを目指すのが効果的です。
平屋の希望を諦める
家事動線の短さ、老後の生活。様々な理由で平屋を希望する人は多いですが、予算オーバーに悩むなら「平屋は諦める」ことをおすすめします。
平屋は総2階建てと比べると、屋根・基礎の面積が単純に2倍になります。さらに広い土地が必要になるので、土地取得費用も高額になります。土地と建物のコストアップを考えると、100万、200万と総額が変わることもあります。予算が厳しい場合は総二階を目指しましょう。
>関連記事:総2階外観のおしゃれなデザインアイデア|施工実例でチェック
床面積を小さくする
大きな住宅を希望する一方で、予算が不足する場合は「床面積を小さくする」ことを検討しましょう。注文住宅建築で最も簡単にコストダウンを図る方法は小さく建てること。予算が潤沢にないなら、優先順位の低い間取りは削りましょう。
コンパクトな家でも、収納を十分に確保して整頓された家は広々感じるものです。間取りの工夫で床面積は小さくても広く見える家を実現しましょう。
フェンス・門扉を設けないオープン外構に
費用が嵩んでしまう外構は「オープン外構」を目指してコストカットを。
フェンス・門扉・ブロック塀。こういったエクステリアは採用するほど建築費用が高額になります。壁を設けないオープン外構を目指せば、大幅に予算を下げられます。
削るところ9選【設備編】
<千葉県千葉市>おしゃれなオープン外構が印象的な南欧風注文住宅
予算オーバーしたとき、設備も費用削減の対象になります。高機能になっている現代の設備、意外と使いこなしている人は少ないのではないでしょうか。
太陽光システムの導入を見送る
見送るべき設備、1つ目は「太陽光システムの導入」です。
2022年冬、電気料金の大幅値上げが取りざたされる中、太陽光システムの導入を勧められるケースがあります。しかし実は、太陽光システムは撤去費用まで含めると利幅が減少してしまい、場合によっては太陽光システムを利用しない方が、経済的に豊かになれるケースも。
初期費用も高額になりがちな太陽光システムは、本当に必要なのか、廃棄処分費も含めて収支が見合うのか、検討しましょう。
ハウスメーカーの標準品から選択
つい様々なメーカーの設備に目移りしてしまいますが「ハウスメーカーの標準仕様の設備」を利用することで、場合によっては数十万円の差が生まれることがあります。
一般的にハウスメーカーは特定の企業の商品を使用することで、商品1個あたりの仕入れ単価を下げています。標準仕様外の製品を選択するとスケールメリットが活かせなくなるので、価格は上がります。建築費用を下げたい場合は、ハウスメーカーが提示するメーカー・仕様の中から選択しましょう。
>関連記事:安くておしゃれな一軒家のつくり方|千葉県の注文住宅実例
トイレは1箇所に。水回りはまとめる。
1階と2階、トイレは2箇所準備しておくと便利です。ただし、トイレ本体の費用のほか、2階に給水・排水配管を設けるために追加で設備費がかかります。費用を抑えるためには「トイレは1箇所に」しましょう。
また、キッチンやお風呂、洗面室など水回りをまとめることで、給排水配管の延長を短くできるので、さらに費用を節減できます。
【注意】削りすぎて後悔することも
記事の最後に「削りすぎることで生じる後悔」を紹介します。予算を超えてしまうと何でも削ってしまいがちですが、削らないほうがよい場合があることを認識しましょう。
譲れない要望を諦めたら…
1つ目は「優先度の高い要望を諦めたとき」です。
注文住宅の建築には様々な要望を上げますが、中には優先度の高い要望、低い要望がそれぞれあります。優先度の高い要望に高額な費用がかかる場合、予算に収めるために諦めてしまうと「あのとき諦めなければよかった」と後悔し続けます。
長く住み続ける注文住宅。希望があるなら、ぜひ実現しましょう。
>関連記事:家を購入するときの流れとは?一戸建てを建てる際の全体像とは|千葉県で注文住宅づくり
屋根・外壁のグレードを下げたら…
雨風から家を守る「屋根・外壁のグレードを下げる」ことも、長い目で見ると後悔につながります。
屋根は瓦・ガルバリウム鋼板・スレートなど、壁はサイディング・吹き付け・鋼板など、様々な材質で構成されますが、使用する素材によって外観の雰囲気は変わり、メンテナンスを行うべき周期も変わります。
ただ値段を下げるためだけに屋根・外壁のグレードを下げると、メンテナンスの回数が増えることに不満を覚えてしまうかもしれません。
「外構は後で」と思ったら…
土地・建物に予算をかけすぎて外構費用が不足。「後で外構工事しよう」と後回しにするのも後悔の元です。
外構工事は建物と一緒に計画しないと、部分的に重機が入らず人力の施工を余儀なくされることがあります。人力で工事すると費用が割高になるので「建物の工事のとき、一緒にやっておけばよかった」と後悔してしまいます。
建物と一緒に施工する方が施工しやすい・安価になる部分は、建物の完成を待たずに先に施工するよう依頼しましょう。
まとめ│取捨選択で費用対効果の高い家に
<千葉県>暮らしやすさもおしゃれさも実現したこだわりの注文住宅
注文住宅で予算オーバーしてしまったとき、費用を節約できるポイントを9つ紹介しました。意識する、しないで建築にかかる費用は100万、200万と変わってきます。しっかり勉強して費用対効果の高い家を建築しましょう。
なお、費用を節約するためには、相談できるパートナーを見つけておくことが大事です。早めにハウスメーカー・工務店を決定し、土地・建物・設備について議論できる環境を作りましょう。
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電話 : 043-291-1500
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電話 : 0438-20-3771
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