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ローコスト平屋をおしゃれに見せるコツ|千葉県の平屋注文住宅実例

ローコスト平屋をおしゃれに見せるコツ|千葉県の平屋注文住宅実例

注文住宅の建築を計画している人の中には、家事動線に優れて日常動作が楽な「平屋」を検討している人もいるでしょう。しかし平屋は、基礎や屋根の施工面積が大きくなることから費用が嵩むデメリットがあります。

そこで本記事では、費用を抑えながらもおしゃれな平屋を実現するためのコツを紹介します。コツに加えて、低価格で平屋を建築しようとした際によく見られる失敗例や、逆におしゃれな平屋を実現した成功事例も解説するので、平屋を目指す人はぜひ最後まで見てみてください。


コラムのポイント
・平屋をおしゃれに見せるには4つの「コツ」があります。
・平屋をローコストに建築するにも4つの「コツ」があります。
・事例と一緒に参考にしてみてください。


平屋をおしゃれに見せる4つのコツ

まずは平屋をおしゃれに見せるためのコツを解説します。

外観は素材と色味にこだわる

1つ目のコツは「外観を考えるとき、素材と色味にこだわる」ことです。

平屋は2階建てと比べて高さが抑えられているので、壁や軒天、屋根が地面に近く、私たちの目に触れやすいもの。色味や素材から受ける印象は大きくなります。

このため、素材と色味を選択する段階になったときは、第一印象や好みだけで決めずに、施工事例をたくさん見たり設計士に意見を聞いたりして、慎重に決めるようにしましょう。

>関連コラム:注文住宅の外観の種類を知っておしゃれで自分好みの家を建てよう|千葉の注文住宅

開口部は高く大きくして外部を取り込む

開口部は高く大きくして外部を取り込む

2つ目のコツは「大きめの窓を配置する」ことです。

平屋のメリットのひとつは、地面との距離が近く外構や植栽へ気軽に触れられることです。天井近くまで伸びる大きな窓を設ければ、まるで外部が室内の延長にあるかのような気持ちになります。

コンパクトな平屋であっても、外部の風景を取り込むと一気に広がりが感じられ、窮屈な雰囲気は一掃されるでしょう。

広い土地に余裕をもって建築する

3つ目のコツは「余裕のある土地に余裕のある家を建てる」ことです。

平屋は2階建ての2階部分も1階に配置するため、単純に必要となる土地の面積は2倍になります。ここで土地の広さを変えずに建物だけ広くしてしまうと、窮屈な家になってしまうでしょう。

郊外に土地を求めるなどして、土地の単価を下げて広さを拡大、土地も建物も余裕が感じられる家づくりにしてみてください。

外構と建物の調和を目指して計画する

外構と建物の調和を目指して計画する

4つ目のコツは「建物と外構の調和を目指す」こと。

先述したとおり、平屋は外構や庭との親和性が高く、外構に手間や費用をかけることで建物自体の雰囲気は格段に優れたものになります。

おしゃれに見えるのは外観だけではありません。中から見た景色が優れた風景になるので、リビングやダイニングでのくつろぎの時間にも好ましい影響を与えるでしょう。

>関連コラム:おしゃれで使い勝手のよい外構の庭づくり|千葉県の外構事例

平屋のコストを抑える4つのコツ

続いて、平屋を建築する場合のコストを抑えるためのコツを紹介します。

土地選びの範囲で郊外を含める

土地選びの範囲で郊外を含める

1つ目のコツは「土地選びのエリアを広げる」ことです。

具体的には郊外に向かってエリアを広げることで、土地を取得する際の単価を下げられます。似通った雰囲気、住み心地の町でも隣接する市町村に移っただけで数百万円単位で価格が変わることも珍しくありません。

「このエリア、この学区以外は嫌」とエリアを固定せずに、土地選びの範囲は広めに考えてみましょう。

コンパクトな平屋を目指す

2つ目のコツは「コンパクトな平屋」を目指すこと。

建物の価格を安価にするために手っ取り早い方法は床面積を小さくすることです。床面積が小さくなれば、必要な材料も減り職人の手間も少なくなります。予算を減らすなら建坪を減らしましょう。

ただし、建物の床面積を減らすことは、建物への希望の一部を諦めることになります。生活し始めてから後悔を感じるケースもあるので、建物よりも先に土地費用を減らすことから考えてみましょう。

>関連コラム:1000万円の新築平屋選びでチェックすべきポイント|間取り図あり

空間を有効活用できる間取りを意識する

空間を有効活用できる間取りを意識する

3つ目のコツは「空間の有効活用」です。

2つ目のコツと通じるところがありますが、コンパクトな平屋を目指す場合には空間の有効活用が欠かせません。

たとえば吹き抜けや勾配天井の一部にロフトを設けたり、小上がり和室の段差部分に収納を設けることも考えられます。このように、本来であればデッドスペースとして塞がれていた場所に光を当てられれば、床面積を減らしても暮らしやすさを変えずに済むかもしれません。

規格が決まっている注文住宅を建築する

建物の建築価格を下げたいと思うなら「規格が決まっている注文住宅」への依頼を検討しましょう。規格が統一されているため、柱や梁といった部材を大量発注でき、比較的安価に住宅が建てられます。

どうしても自由度が制限されてしまう部分は出てきますが、予算を抑えつつ平屋を建築する夢のために、規格型の注文住宅建築を検討しましょう。

>832万円からの家づくり!規格型住宅で実現する千葉の戸建て

ローコスト平屋でよくある失敗例

土地や建物にかかる費用を抑えようとすると要望を犠牲にするため、どうしても生活してから失敗に感じる瞬間があるものです。

どんな失敗が感じられるのか、見てみましょう。

至るところで収納不足が問題になる

最も頻繁に聞かれるのは「収納の不足」です。

平屋は建築単価が2階建てに比べると割高になることから、建築費用を抑えるためにコンパクトに収めようとする傾向があります。このとき削られやすいのは、LDKや寝室、子ども室ではなく、収納です。

物を置いておくだけの場所で、リビングや洗面所など実際に使う姿を想像しにくく、建坪を小さくするために、収納は先んじて削られます。

建物が完成して実際に住み始めてから、物が溢れるようになってから収納を削ったことに後悔を覚える日がくるかもしれません。

>関連コラム:【間取り別】新築収納の考え方|千葉の収納ハウス実例から学ぶ

家事動線が悪く動きづらい

家事動線が悪く動きづらい

「家事動線が悪いこと」もローコストな平屋で頻繁に聞かれます。

ローコストな平屋は、建物の面積が小さいことから1つの空間に複数の動線が重なることがあります。その結果、人が移動するたびに出会い頭の衝突が繰り返されてしまい、生活しづらさを感じてしまう可能性があります。

たとえば、掃除や洗濯などの家事動線と、LDKから寝室・子ども室に向かうくつろぎの動線とを分けることを考えてみましょう。

家の中心が暗くなってしまう

「家の中心が暗くなってしまう」ケースも見られます。

平屋は1階部分に全ての部屋を配置するため、建物の奥行きが深くなりがちです。その結果、南側の開口部から離れた部屋ほど、光を取り込みづらく暗くなってしまいます。

暗くなった部屋は使用するうえで気持ちが沈みがちになるうえ、湿気が溜まりやすいのでカビやダニの温床となってしまうことも。

南側の高い位置に窓を設けたり、建物の中心部分に天窓を設けたり、暗くなる部屋は納戸にした上で換気扇を設けたり、対策を講じてみましょう。

千葉県で実現したおしゃれな平屋の間取り実例

最後に、千葉県で実現したおしゃれな平屋間取りの実例を紹介します。今回紹介する注文住宅はローコストではありませんが、平屋を建築する上での参考になるので、ぜひ見てみてください。

「ホワイト×ダークカラー」で統一されたおしゃれな平屋

「ホワイト×ダークカラー」で統一されたおしゃれな平屋_1

>機能的な動線が見どころの重厚感ある平屋(千葉県)

1つ目の事例は、広々とした緑の庭と広々としたウッドデッキ、ネイビーの外壁がおしゃれな平屋です。外構・お庭との距離が近く利用しやすい、平屋のメリットを体現するような注文住宅です。

「ホワイト×ダークカラー」で統一されたおしゃれな平屋_2

一方で室内は床・壁・天井とホワイトでまとめて、ドアや家具の深みのあるブラウンが印象的な空間です。明るい色を中心にしているので、大きな掃き出し窓から差し込む光が部屋の奥まで反射して明るいのが印象的です。

夢の平屋リゾート暮らし

夢の平屋リゾート暮らし_1

>広々100坪の土地に建つリゾート感溢れる平屋(千葉県夷隅郡御宿町)

2つ目の事例は、アイボリーと淡い色合いのブラウンがおしゃれな温かみのある外観を持つ注文住宅です。南側は下り斜面になっていて、光が差し込むのを遮るものはなにもありません。平屋を建てるときに土地が重要であることを示してくれています。

夢の平屋リゾート暮らし_2

室内は和室も含めて全室が南に向いています。光が差し込むことで明るい気持ちになり、開放感を感じられます。平屋を建てる場合は「光」が重要な要素になりそうです。

まとめ│ローコスト平屋でもデザインにこだわろう

平屋をローコストに、そしておしゃれに建てる場合のコツを解説しました。平屋は上下方向の移動がなく、生活が非常に楽です。長い目で見ると、子どもが小さい時から足腰が弱った時まで、平屋は使いやすい特徴を持ちます。

一方で建築費用が高額になる傾向にもあるので、費用を抑える工夫を凝らしたいもの。ある程度の仕様が決められている規格型住宅を検討してもよいかもしれません。

>832万円からの家づくり!規格型住宅で実現する千葉の戸建て

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住所 : 千葉県千葉市緑区鎌取町54-1他
電話 : 043-291-1500
アクセス : JR「鎌取駅」より徒歩6分

【木更津モデルハウス】

住所 : 千葉県木更津市貝淵3-13-49
電話 : 0438-20-3771
アクセス : JR「木更津」駅より徒歩22分。館山自動車道「木更津南IC」より約6分

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監修者情報

(株)君津住宅 編集チーム

(株)君津住宅 編集チーム

【許可・登録】
建設業許可 千葉県知事(般-2)第34254号
宅地建物取引業免許 千葉県知事(8)第11486号

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